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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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レイプ撲滅プロジェクト-15

 「じ、じゃあ何??これからUSでも同じスタイルで行く訳??」
喜多が聞いた。
 「勿論。必要とあらば。」
 「い、いや〜、それはマズいんじゃないのか?なぁ?」
喜多はそう言って若菜を見る。
 「う〜ん、倫理的には外れる事だけど、別に犯罪じゃないし買春でもない…。人間にはその人によって話術、行動力、コミュニケーション能力とか武器はたくさんあるけど、女の武器って言われればそれらと変わらぬ武器の一つでもあるかも知れないわよね…。わ、私は無理よ?旦那以外に抱かれるつもりないし。でも特に1人の男に縛られない考えの人なら誰としようが自由だし…。結果普通じゃ得られない情報が得られるのなら、それはその人の能力とも取れるし…。」
その言葉を聞いて一番驚いたのは誰でもない、エリサであった。普通なら体を使って汚い事をすると言われるのが殆どだ。若菜のように理解を示す人間は珍しい。エリサにとってはそれだけで若菜にずっとついていきたいと思える程の驚きであった。 
 「俺は好かんけどな、そーゆーの。」
若菜に同意を得られなかった喜多はふてくれ気味に言った。
 「元レイパーの癖に、偉そうに。」
敵意剥き出しの笑みを浮かべながら舌を出したエリサ。
 「な、何だと…!?」
挑発に乗る喜多を大悟が止めに入る。
 「まぁまぁ、落ち着いて下さいよ、オッサン!」
 「誰がオッサンや!!」
 「あ、あんたがオッサンじゃなきゃ誰がオッサンなんだか教えて貰いたいわね!アハハ!」
更に馬鹿にするエリサ。怒り狂う喜多に恐れも為さない姿は、これまで相手にしてきた人間がどれだけのものかを容易く想像させた。
 「ほら和ちゃん、止めなさいって!」
喜多を宥めに入る若菜。
 「大人げないぞ、和ちゃん♪」
相変わらず馬鹿にするエリサ。
 「テメーに和ちゃん呼ばわりされる覚えはねー!」
暴れる喜多を大悟が必死で抑える。しかし若菜には分かっていた。本気になれば喜多は大悟など簡単に押し退ける事が出来るであろう。喜多はわざと押さえられているのだ、と。
 (和ちゃん、きっとエリサは嫌いなタイプじゃないわね。)
そう思った。もともと小競り合いの原因は喜多がエリサのセックスの概念を正そうとした事から始まったのだ。心配した事を茶化され怒っただけなのだから。きっとどことなく自分に性格が似ているエリサを喜多は気に入っている事だろうと考えていたのであった。
 中々のいい個性が集まっ多古のUS。NSPと連動しテロリストの策略により未来を汚される日本を救うべく今日、その活動を始めたのであった。


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