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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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レイプ撲滅プロジェクト-14

 次に自己紹介するのは竹中大悟と言う25歳の若者だ。チャラいと言うよりはお調子者と言った感じだ。コミュニケーション能力は高そうな感じがする。
 「あ、竹中大悟と言います。よろしくっス。俺は危険ドラックを売ってて捕まった事があるっス。でももう足は洗いましたんで。 あ、今疑いましたよね!?マジっすから!」
若菜は苦笑いする。
 「てか、彼女が手伝えってゆーから手伝ってたんスけど、売買してる時に警察に踏み込まれて俺だけ捕まっちゃったんスよ。彼女逃げちゃって。マジありえねぇ、みたいな。」
 「で、彼女は捕まったの?」
 「いやそれがまだ捕まってねーんスよ。しかも俺が聞いてた名前とかみんな嘘だったみたいで超ショックだったんスよ。俺、騙されてたみたいな。」
若菜はそんな大悟に合わせるように言った。
 「ウケる〜。」
 「!?人の悲しみをウケるってどうゆー事っスか!?マジSIT」
 「エスアイティ??何それ?」
 「サイテー。」
 「…」
若菜はついて行けなかった。
 「まだまだ若者を分かってないっスねぇ。」
 「そ、そうね…」
参ったな、そう思いながら頭をかく若菜。中々の個性だ。
 最後に自己紹介をしたのは25歳の沼尻エリサだ。
 「どうも、沼尻エリサと言います。宜しくお願いします。私は 週刊誌の記者をしてました。色々な裏情報を探して毎日走り回ってました。自慢じゃありませんが私の情報収集力はハンパではなく、数多くの政治スキャンダルを暴いて来ましたし、俗な事も色々暴いて来ました。しかし女の私が誰よりも確かで重大なネタを掴んで来るのを面白く思わない同僚の男性記者に、あいつは体を使ってネタを仕入れているという噂を流されました。それがしつこくいつまでも続くので記者を辞めました。」
 「まー、どこの世界にも女を妬む男っているからねー。そんな嘘の噂を流されて酷い目にあっんだね。」
同情の表情を浮かべる若菜にエリサは毅然と言った。
 「いえ、噂ではなく本当の事ですから。」
 「えっ!」
耳を疑ったのは若菜だけではなかった。
 「私は重大なネタを掴む為なら誰とでも寝ますから。女の体は女の武器です。使わない手はないでしょう。」
 「ほ、本気で言ってるの…?」
 「はい。男は簡単です。私の上に乗りながら気分良さそうに秘密を話す姿ってカワイイもんですよ?」 
 「そ、そうなんだ…」
またもや若菜はカルチャーショックを受けた。


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