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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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女、セックス-15

 「俺な、今日ミズキに会えて良かったよ。」
ミズキの警戒心はいつの間にか解けていて、全てを包み込むかのような温かい微笑を浮かべていた。
 「どうして?」
その言葉に顔を向けた時に初めてその表情に気づいた。喜多はその微笑に思わず頬を赤らめてしまった。
 「い、いや…俺がしていたレイプなんて、セックスと言う名のオナニーでしかないと思い知らされたんだ…。自分がセックスだと思ってたものは自分よがりの女を使ったオナニーだったんだって。セックスってお互いが気持ち良くなる、いや、お互いを気持ち良くしたいって思って初めて成り立つし、楽しいものになるんだって分かったんだよ。嫌がる女を無理矢理犯して得られる快楽なんて惨めなものだ。俺がミズキを気持ち良くしたいと思って頑張った分、ミズキも俺を気持ち良くさせようと頑張ってくれた。それが何か嬉しかったんだ。…って何言ってるか分かんねーよな…?悪いな、俺、教養ないから…」
頭をかく喜多に身を乗り出して言った。
 「そんな事ないよ?言いたい事、分かるよ。和典はきっとそれを今すぐ誰かに言いたかったんだよね?だからデリを頼んだんじゃないかな?それを誰かに言って、でも一番それを言いたいのは自分であって、それが過去の自分との決別になる…そう思ってたんじゃないの??」
 「そうかもね…。いや、そうだったんだ。」
嘘である。実はただ溜まりに溜まった性欲を発散させたかっただけである。しかし話の流れでそのほうが格好がつきそうであった為、ミズキの話に便乗した。 
 「和典、お務めご苦労さまでした!しっかり悔いを改めて人生をやり直す記念の日に私を指名してくれてありがとう。出所祝い♪」
ミズキは喜多に抱き着き唇を重ねる。散々揉んだ胸だが、密着する胸の感触にドキドキしてしまった。 
 「和典…、和典の犯してきた罪の償いは刑務所の中でしっかりとしてきたはずでしょ?だから出た時点で清算しなきゃ。これから和典が幸せになる権利は絶対にあるよ?和典はもう犯罪者じゃない。だって和典を怖く感じないモン。普通の人だよ?もし今私が和典を怒らせてもレイプされない自信ある。目の前の和典はレイプ犯なんかじゃないから。」
和典は涙目になってしまう。
 「いい子だな、オマエは…」
ミズキは笑いながら喜多の頭を撫でた。
 「泣かないの♪ヨチヨチ♪」
 「デヘヘ…」
女に子供扱いされるのも悪くない…、そんな変な癖がついてしまいそうであった。


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