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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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後ろ姿-1

ちづるが言う。

「じゃあ、テスト頑張ってね。」

「うん。」

ちづるはバイバイと手を振ると勤め先の方面へ向かった。

 タクミはその後ろ姿を眺めている。

     
     眺めていると、、。


    
     シッポが はえた。


首輪もして、長いリードがタクミの手まで伸びている。

タクミはぼんやりその姿を眺めながら、
今までちづるが言っていた言葉を思い出す。

『あたし、タクミ君に、、
さ、、触ってほしくて、呼んだ、、』

 この状況にピッタリなセリフだなー

     犬 、 、 。


『っ、漏らし、、ちゃった事、、

     誰にも、言わないで、、、』


  誰にも、言わないで、、か。

初めて聞いた時は何ガキ臭い事言ってるの? って思ったけど。

       今は、、。
    んー、、、
         なんつーんだ?  これ、、 

  「萌ぇー、、、 ってやつ?」

、 、 、やっぱり誰かに言っちゃうぞーって言って、
  苛めようかな。

  また震えて涙目になるな、きっと。

        あ   たのしそー、 、 、 。



   ん 、?

       やっぱり俺、 、 

 「リーダー君と同じだゎ、、。」

そのあとタクミは、「でも俺は、単独で、、、」
などブツブツと独り言を言いながら、
学校に向かった。


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