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ヒューマン・ロール・プレイ
【調教 官能小説】

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〜 家庭科その1 〜-3

 ……。


 トートバック、Tシャツ、絞り染め風呂敷、ファイルカバー、ハーフパンツ――【B22番】先輩が教えてくれた裁縫作品の具体例です。

「ぶっちゃけ布系はだいたい似たような感じです。 基礎を押さえていれば、書道と同じで、あんまり困らないと思うんです。 縫う場所や切るところ、返し縫いや波縫いの違いなんて、くさるほど幼年学校でやってきてるのが普通です。 ねえ?」

 と呟きながら、手許を確認しもせずにサクサクと『裁ちばさみ』を進める【B22番】先輩。 てっきり『ハサミ』は手以外でもって使うんだと思っていたら、意外にもごく普通な使い方です。 そうしてテキパキと型紙を配置して採寸を終え、一番簡単だという『ファイルカバー』の型を生地から切り抜いてくれました。 

「細かいとこなんていちいち説明する気はないです。 ぱぱっとやっちゃうんで」

「そうだね。 裁縫でキツイのって、作業そのものじゃないんだよね」

「ということで、縫う時は針用のバンドをつけるです。 よいしょっと」

 布を切り取ったところで、縫い付ける作業が始まります。 先輩方は裁縫セットから革製のバンドを取り出しました。 装飾が全くない、むき出しの鞣革(なめしがわ)からできています。 真ん中に2つの穴が空いていて、その穴に添って紐がついていました。 紐を引っ張れば、穴が縮まるような仕組みでした。 その革バンドを、先輩方はあたかもブラジャーのように背中に回してホックで止めます。 2人の胸がぴったりバンドの穴に収まりました。 そうしてから紐をギュっと搾り、更に胸を締めつけます。
 【B29番】先輩は透き通るような白い肌に血が籠って、青白い血管が浮かび上がり、乳房がカンカンに張っていました。 【B22番】先輩の小ぶりな胸も、締めつけられて窮屈そうに隆起しています。 それぞれのてっぺんで震える乳首も等しく勃起し、乳輪までぷっくりせり出していることから、紐に込めた力の強さが相当なんだと、改めて慮(おもんばか)られました。

 それでも、2人とも胸の圧迫なんてどこ吹く風、苦悶の表情は見せません。

「最初の1針さえ我慢できたら、まあ、なんとかなると思うです。 糸付の針を1本と、待ち針を10本も用意すれば十分ですかね」

「キツ過ぎるくらいが丁度いいよ。 言わなくても分かってるだろうけど」

 裁縫セットから『待ち針』と十数本と『縫い針』を取り出すと、

「えい」

「最初の1本は緊張するんだ、これが……つぅ〜」

 先輩方がおもむろに針をさした先は、針山なんかではありません。 革と紐で絞って尖った乳房の先端、乳首を貫くように挿したんです。 



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