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同じクラスの池野さん
【ノンフィクション その他小説】

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同じクラスの池野さん-1

私のクラスには池野さん【偽名】とゆう人がいました。その人はとてもまじめで、双子だったのでよくもう片方の舞ちゃんと一緒に登下校をしていました。私たちは一緒に仲良くしている光景をよくみました。

5年生に上がって…
同じクラスの誰かが言いました。『池野って口がタラコ唇でキモィ』と……
次の日からクラスのフインキが変わりました。

『ぅゎ〜ぁぁ!!!池野菌がつくしぃ〜!はい、タッチ!!!』「なんでアイツ唇でとるん?まぢキショィ」『学校こんでいいし!よく来れるよね』などとクラスみんなイッセイに言いだした。まるで、池野さんの体からばい菌が繁殖していてそれを消毒するために次の人に移すかのように…私もその声に逆らえることなくみんなにしたがいました。
それから私は池野さんの事をなにもしらないのに嫌いだしました。池野さんの行動・言動・存在一つ一つにいらだちを隠せずにいました。
私『なんなん?!アイツさっき肩あたったのにあやまりもせんかったし!!!絶対わざとだし…』「まぢで?消毒せんと!肩くさるょ?」私『まぢで?!やばいね!キャハハハハハハハ!!!』
池野さんはそれに絶えるかのようにただ、朝学校にきてずっと自分の席に座っていました。

小学校6年生になってイジメはエスカレートしていきました。



「先生ぇ〜、池野さんシャーペン使ってまぁ〜す。」『小学校は鉛筆じゃないといけんのんょぉ〜!!はい、没収!!』先生「そうで、池野!小学校はシャーペン禁止。これは没収な!!!」先生も池野さんの現状にきずいていないのか池野さんのシャーペンを没収していった。

2月………池野さんには好きな人ができました。その人は佐藤君といってクラスでも人気がありました。当然、クラスではそれが話題になります。「池野さん佐藤君にチョコわたさんのん???(笑)」『渡したいけど……』「渡せばいいじゃん!!!好きなんじゃろ、協力してあげるけぇ(笑)」『ぇ?…ぅん…』


〜バレンタイン〜
「池野さんチョコもってきた??」『作ったけどお母さんが学校にもってっちゃダメって言ったからもってきてない…』「はぁ〜?!なんなんそれ!!!せっかく人が協力してあげようと思ったのに…ぅざ…」『ごめんなさい』

3月卒業シーズン
小学校もあともう少しで卒業の時期にさしかかりました。このころ、私たちの間では【友達カード】が流行っていました。名前・住所・性別・好きなものなどを書き込む欄があって、友達に渡して書いてもらっていました。そんな時、クラスの高橋さんがおもしろ半分で池野さんに【友達カード】を渡して書いてもらいました。
私は次の日学校へ行くと高橋さんと池野さんが一緒にいるのをみて友達に聞きました。「高橋なにしょるん?アイツ自分だけイジメてなかった事にしたいん???」「違うって、これみてみ早苗…」渡されたのは池野さんが書いた【友達カード】でした。「あだ名のとこみてみ…」私は言われた通りそこをみました。《私はみんなから【きもい】ってよばれてるよ★》
私は今までしてきた事を後悔しました。後で聞いてみると池野さんは靴・教科書・傘がよくなくなっていたようです。いつの間にかイジメはクラスを通り越して6年生全員になってしまっていました。


池野さんは小学校卒業後近くの私立へ進学しました。たまに噂をききます。
《元○○の池野って奴ブチきもいんと!!!今度みにいこうや!!!(笑)》


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