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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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始動-2

 今日は朝からNFPのミーティングがある。出署しそれぞれ仕事を一段落させると4階の会議室にて集合する。マギーが先を歩き若菜とさとみと結衣が雑談しながら階段を上がり会議室に向かう。マギーが会議室のドアを開けた瞬間、キャッと言って驚いた表情を浮かべ手で口を塞いだ。
 「??」
若菜がドアから中を覗くと、何故だか判らないが全裸の吉川啓吾がポーズをとっていた。
 「な、何してるの…?」
唖然として若菜が言うと、ニヤッと笑い自慢気な顔で上げていた片足を下ろした。
 「安心して下さい。履いてますよ??」
アレだ。お笑い芸人のアレを真似したのだ。しかし当然誰も笑わない。しかしめげない啓吾は不敵の笑みを浮かべ続ける。
 「安心できないよ…」
若菜がポカンとした表情のまま言った。
 「履いてますから、安心ですよ??」
パンツを履いている事をしきりにアピールする。
 「いや、履いてるかもしれないけど、出てるし…」
 「えっ…?」
啓吾は股間に目をやる。すると確かに履いているが、大事な竿の部分がパンツから飛び出していたのであった。どうやらギリギリまでポーズの練習をしていていつのまにかパンツからはみ出てしまったらしい。それに気づいた女子は悲鳴を上げて目を塞いだ。若菜だけは平然としている。
 「何…、公然猥褻罪で逮捕されたいの??」
慌ててはみ出てしまったものをパンツに押し込む啓吾。
 「い、いや…これは事故って言うか、意図的では…」
さすがに慌てる。若菜はニヤリと笑い、意地悪そうな顔をして言う。
 「だよねー、ムケムケなら堂々と見せても不思議じゃないけど…吉川君ってカセイ君なんだ!」
 「カセイ君??何ですかカセイ君って??」
さとみが興味ありげに聞いた。
 「大人になりきれないオチンチンって事よ。ンフッ」
 「あ!カセイホーケーってこと…」
最後言葉が消えたのは物凄く恥ずかしい言葉を口にしてしまったからだ。
 「や、やだ…」
さとみは赤面した顔を手で覆う。もはや結衣に至っては倒れてしまいそうであった。マギーは初めは驚いたものの、割と冷静にしていた。しかし一番恥ずかしいのは啓吾である事には間違いない。
 「い、いいだろ…!?一応ムケるんだから…!日本人の多くは仮性包茎って言うだろ!?」
自分を正当化しようとする姿が痛々しい。
 「馬鹿みたい…。」
マギーは哀れな男をチラッと睨みつけてさっさと席につく。
 「さ、あなたも服を着て席に座りなさいね?カセイ君♪」
 「は、はい…」
オロオロと服を着る啓吾の姿は実に情けないものであった。遅れて会議室に現れた金田と近藤は微妙な雰囲気を不思議に思いながら席に着く。


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