11歳-7
その子が言うには、
○○くんを意識する→告白して振られる→気まずくて退部→まだ好きだから色目を使い続ける迷惑な女
という式が出来上がっているらしく、いくら説明しても埒が開かない。
なので私は嫌々ながらもある作戦を実行する。
「私が好きなのは××くんだから！」
そう、私には他に好きな人がいるんですアピール！
こんなことしか思いつかなかった幼い私に喝を入れたい。
「お前は最悪の作戦を使った。」と
「これからの事を考えてから話せバカ。」と
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