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同棲ラプソディー
【女性向け 官能小説】

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「佐藤は今はよしみちゃんだけだからね」
そう言って笑う蒼に
「あの・・・よしみって苗字なのでちゃん付けは・・・」
と、吉見も笑いながら言えば
「え?マジで!そうか。マサも呼び捨てだからおかしいと思ったんだよ」
とヒロが笑う。

「吉見さん、下の名前は?」
「真理子です」
「じゃぁ、真理ちゃんって呼ぼう」
上機嫌でそう言う蒼は里香と付き合う前の誰にでもいい顔をする男が顔を出した。

「だめ」
少し不機嫌になって俺がそういえば
「なんでだよ?女の子はみんな可愛いからちゃん付けがいいんだよ」
「でた!蒼の女の子は可愛い発言」
マサが茶化せば
「でも、真理ちゃんは確かに可愛い」
とヒロが吉見をじっと見つめた。
お前、婚約者がいるだろう!

「だめ。本当にだめ。みんな吉見って呼べ」
憮然とそういえば
みんなが大笑いで、吉見は苦笑いだ。

「佐藤先生〜?意味が分かりません〜」
と、蒼がピッと手をあげていう。

「意味は考えるな。公式と同じだ。
こいつは吉見。そう認識しろ。いいな」
授業の時のような声色で言えば
「は〜い」なんてクスクス笑いながらオトコ3人が同意した。




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