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例えばこんなカリキュラム
【二次創作 官能小説】

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〜 保健・競技 〜-2

 競技用具による不当な記録増進も隔世の感があります。 競泳競技用に開発された水の抵抗が減る鮫肌水着、陸上競技の低反発シューズ、重量挙げ用に設計された筋肉を押し込めて反動を作りやすい吊パン……こういった用具を使う選手と使わない選手で記録に差が出るのは当たり前ですよね。 今では大会における公式衣装は『全裸』が基本です。 靴下、靴も認められません。 フェンシングのエペや砲丸投げの球のような、競技上最低限必要な道具については、全て上層部からレンタルされます。 これなら身体能力のみをベースに思いきり競えますから、より公平になったといえましょう。



 政治的アピールも姿を消しました。 ムスリム女性が顔を隠す、隠さないで騒動になったような事態は、現代では考えられません。 全員例外なく全裸ですから。 宗教よりもジェンダーよりも、優秀な方々の決定が優先する社会です。 女性は選手である以前に牝であり、卑しい本性を弁(わきま)えています。 



 続いて強調するべきは多様性です。 全てのスポーツで『伝統的』な側面と『本性的』な側面を両立させていますし、地球各地域のみで行われていた競技も周知徹底して全国規模になりました。 大会が扱う競技の数は、旧世紀に比べて2倍近くになっています。 マイナーだったものがメジャーになった競技をいくつか挙げましょう。

 例えば『ケイバ―』、丸太を投げて空中で回転させ、向きを競う競技です。 直接掌をつけずに乳房越しに掴むため、乳房の弾力が大きく影響します。

 『ブランコ競技』は、10メートルを超える高さに据えられた鈴を3分間に何度鳴らせるか競う競技です。 鈴に触れる際の『姿勢』に制限があり、『犬の放尿』『おさるのオケツ』『亀の出産』といったポーズをとりながらブランコを漕ぐため、度胸とバランス感覚が物を言うといいます。

 『トラチトリ』『蹴鞠』『蹴球』……いわゆるリフティングの数を競う種目は様々な地域で育まれました。 ローカルルールも様々で、腰のみを使う、複数で行う、オーバーヘッドキックで最後を飾るといったものがあります。 全種目に共通している点は、一定数蹴り上げた後、一度股間ないし胸元でボールをキープし、ポージングしなければいけないことです。 乳首の真上でボールを止めたり、股間を水平に広げてボールを割れ目に納めたり……誰もが納得する技量をポーズで示さねばなりません。 球に対する姿勢、球と調和した動き、球から学ぶ誠実さといった内面が隠れた
ポイントになる競技です。




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