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像(ぞう)
【その他 官能小説】

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ショスタコービッチ作曲の『24の前奏曲とフーガ』から浮かんだ妄想-1

僕は、駅前の歩道に立っている銅像です。
ここにずっと立って十五年になりますが、姿は十歳の時のままです。
下半身ハダカで、おチ○ポがピンと伸びているから、街の人たちからは「ヘンタイ坊や」なんて呼ばれ、よくおチ○ポに帽子や袋をかぶせられたり、お花をくくりつけられたり、キーホルダーがぶら下げられたりします。

でも、この歩道を行き来する女の子たちはみんな優しいです。僕の前を通るとき、必ずご挨拶してくれます。「おはよー」「またねー」なんて言って、おチ○ポをつついていってくれるのです。おかげで僕のおチ○ポは、いつもコチコチに固くなっています。

僕がここに立った頃は、新しくできた駅舎とそれに隣接するショッピングセンターがあるだけでした。でも、今は周囲にたくさんの高いマンションが建ちならび、僕は「街の底」にいるような感じです。

そして夜遅くになると、僕のまわりに人通りはなくなります。いえ、違います。僕に会いにくる人しかいなくなります。

僕に会いにくるのは女の人です。
女の人は僕を抱きしめて、おチ○ポをさわってくれたあと、自分の服の前を開いて、それを自分のナマの股間にこすりつけてきます。
時にはおチ○ポが女の人の身体に入り込んでしまう事だってあります。

女の人はとても気持ちよさそうです。

僕もとても気持ちよいのです。男として造られた僕は、干支をひとまわり越えて生きてきて、男の五感が備わって来たのです。

そして僕は、僕を愛してくれる女の人の身体を通じて、なぜ女の人たちが僕を愛しに来たのかを感じとることが出来ます。

「駅前の男の子の銅像とセッ○スしたら、願いが叶う。」
そんな話が広まっているそうなのです。
何の願いかまではわかりませんが、願いを叶えたい女の人がなんと多いことでしょうか。

でも、姿は十歳でも、僕は男としての「念」が込められています。
僕のセッ○スの快感が、女の人を妊娠させる「何か」を発射させるところに達して来ました。

僕は、駅前にずっと立っている銅像です。
僕のおチ○ポは、たくさんの女の人の愛にみがかれていつもピカピカです。


〜お粗末さまでした。ここでおしまいです〜




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