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“魔”の代償〜狙われた人妻事務員〜
【熟女/人妻 官能小説】

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枕に群がる二人の男。-1

 昼前、北村建設に商談で訪れた健太郎と陽菜。昼を告げるチャイムが鳴った。
 「じゃあ飯食いにでも行きますか!」
健太郎の言葉に義孝がニヤッと笑う。
 「そうだな。腹減ったし、な。」
午後からまた商談を再開するつもりだ。
 「ちょっと飯行ってくる。」
義孝は同僚にそう言って会社を出た。そして陽菜が運転する車に乗り込んだ二人。安全運転で陽菜は車を走らせる。
 「どこ行こうか?」
意味ありげに健太郎に聞く義孝。
 「陽菜、お前の好きな所へ行け。」
健太郎がそう言うと一瞬間を置いて陽菜が答えた。
 「了解しました。」
後部座席に座る義孝とルームミラー越しに目が合った。とっさに視線を外す陽菜。その後もずっと視線を感じていた。
 陽菜が車を駐車した。その場所はラブホテルの駐車場だった。義孝はニヤッと笑う。
 「君のお勧めの場所はここかぁ。フフフ。君が選んだんだ。仕方ない。入るか。」
嬉しそうに話す義孝。
 「うちの大島はきっと美味しいものを食べさせてくれますよ。フフフ。」
健太郎もニヤリと笑う。3人はラブホテルの中へと入って言った。
 昨日の事であった。健太郎に枕営業をしている事実を知られ問い詰められた。
 「宮地さんが明日3人で楽しもうと言ってるんだよ。断ればウチが枕営業する女性社員を雇っている事を口外されるかも知れない。まぁしてしまった事は仕方ない。あとはどんな営業活動であれ君がしっかりと宮地部長をもてなしているかどうかを確認しなきゃいけない。明日は宮地部長の言う通り、3人で楽しむしかないな。いいな?」
 「はい。すみません…。」
もうどうしようもなかった。宮地には頻繁に体を迫られていた。その度に応じてきた陽菜。陽菜もまたラブグラ中毒にさせられていたのであった。
 ラブホテルの部屋の妖しい照明に照らされるスーツ姿の女性営業は二人の獣からギラギラした視線を受けていたのであった。
 「じゃあ今日もしっかり枕してもらおうか、大島君…。」
 「営業として成長した姿を見せてもらうぞ、大島。」
二人の手が女性営業のスーツに伸びるのであった。


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