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例えばこんなカリキュラム
【二次創作 官能小説】

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〜 保健・実践 〜-2

 1番さんも、きっと分かっているんでしょう。 いくら8号教官とはいえ、全員のケツ振りダンスを逐一チェックできているわけがありません。 踊り終わった時点でお尻が真っ赤であるかどうかが、きっと合否のラインです。 だから、中途半端な情けをかけてビンタに手加減する位なら、おもいっきり手形をつけた方が踊り手のためになるはずです。 

 プリッ、プリッ、プリッ。

 右端までお尻をふってから、更に腰を沈ませる。 もう一段腰が括(くび)れ、お尻がクッと上向きます。 すかさず止めれば1番さんの身体全体がきれな『くの字』になって、タイミングよく後ろに突きだしたお尻の間からは、肛門どころか膣までくっきり見えました。

 パァン!

 動きに合わせて平手をとばします。 1番さんは他のクラスメイトと比べてもクイックが上手で、私は夢中になってビンタを続けました。 お尻が往復するたびに、待ち構えた手を振り下ろします。 ストップ&ムーブで揺れるお尻に平手の振動が加わります。 さらに1番さんは時々腰を止めてその場でオケツをプルプルさせるので、お尻はずっと揺れっぱなしです。

 そんな感じで10分間。 ペアは立場を交換です。 肩で息をしながら1番さんが机から降りてきました。 汗びっしょり、心なしか股間も濡れているようです。 お尻は両方の尻たぶともに、おサルさんみたいに真っ赤でした。 
 お互いにそっと目配せし、机の上で第三姿勢をとります。 胸がドキドキしてきました。 上手にオケツを振れるでしょうか? 振れることは振れるとして、オケツの穴をパクパクさせるなんて、踊りながら出来るでしょうか? よしんば踊れたとしても、多分私より1番さんの方が上手です。 1番さんは私のオケツをちゃんと叩いてくれるでしょうか――。

「偶数番号、はじめ!」

「っ、は、はいっ!」

 慌てて後頭部に両手をもってゆき、上半身を反らしながら前傾します。 ギリギリまで前傾するだけでお尻はピョンと強調されますし、太腿に力が入ればお尻の隆起にもメリハリがつきます。 なによりも前傾姿勢を保つことで腰の括れが強調され、卑猥でいやらしい部分を自然に衆目に晒せるんです。 こういうのは他の人のケツ振りダンスで勉強しました。

 グイッ、グイッ、グリンッ。

 1番さんみたいに素早くは出来ません。 ゆっくりお尻を左右にふって、両端にいったら太腿を締めます。 お尻の肉を前に寄せて、お尻が割れたところで、

「んっ!」

 ブビッ。

「……っ」

 息んで肛門を開こうとしたのですが、溜まっていたのでしょうか、ガスまで漏れてしまいました。 ジッとお尻をみてくれている1番さんにオナラをひってしまったわけです。 恥ずかしさでカーッとなり、思わず振り返ろうとした瞬間、

 パァン!

「つぅっ……!」

 お尻が小気味よく音をたてました。 続いてジワッ、熱をもった痛みが駆け上がります。 腰を縊らせたまま振り向いた私が見たのは、ニッコリほほ笑んで次のビンタに備える1番さんでした。

「嬉しい……ごめんなさい」

「いいよ。 心配しなくても、もっとビシバシ叩いてあげるからね」

「ありがと……」

 1番さんが耳元に口を寄せてくれました。 其処から先は、1番さんが言った通りです。 私なりに工夫してお尻の穴を拡げるたび、バシイッ、気持ちいいくらい甲高い音がお尻で弾けます。 ということは、オケツの穴の動きは、ちゃんと1番さんに見て貰えているんです。 この調子で腰を振ることが、技能習得に繋がると考えていいんじゃないでしょうか?

 バシッ、バシッ、バシッ。

 クイッ、クイッ、クイッ。

「んっ……ふんっ……んんっ」

 私の場合、動き全体よりもまず先に、それぞれの動きに合わせてオケツの穴をパクパクさせられなくては始まりません。 お尻とテンポを合わせ、打擲のリズムが続きます。 1番さんの掌は熱を帯びてきますが、ビンタが弱まる気配はありません。 こうして10分ずつ、私達は互いのオケツ振りダンスを鑑賞してから、ペアを変更し、同じ試みが続きました。


 ……。


 いろんな人の特徴を学び、またたくさんの人に自分の卑猥さを伝えること。 きちんと自分の身体をッ知覚して、オケツ振りに限らず他の運動にも通じる意志をもつこと。 この時間が無駄にならないよう、しっかり意識しようと思います。

 


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