投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

恋のMEMORY
【少年/少女 恋愛小説】

恋のMEMORYの最初へ 恋のMEMORY 98 恋のMEMORY 100 恋のMEMORYの最後へ

巴と若葉-6

まさか私にこんな日が訪れるとは…。

クラスメートが次々と学校へ目指す、友達や恋人と群れをなして。

つまり私は今、一人で学校へ向かっている。

「本当に、良いのか?」

今朝、あたるに電話をし、もう家に来なくても良い、と伝えた。

彼と付き合ってしまってから、彼が私の家に来てくれてて。

普段の私は丁度周りにいる彼ら同様群れをなしていた、故に一人で孤立する事何て
なかった。

「あの子はこんな思いを…。」

私が彼と付き合ってしまったせいで、あの子は一人ぼっち。

自分の身勝手で大切な友人を傷つけ、そして再び辛い孤独を味あわせる。

「っ……。」

考えただけで、胸が締め付けられる。

「若葉…、ゴメンね。」

涙が止まらない。


恋のMEMORYの最初へ 恋のMEMORY 98 恋のMEMORY 100 恋のMEMORYの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前