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年下カレシ
【女性向け 官能小説】

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疑惑-1

 きっかけは豹介が言った何気ない一言だった。


“奈々さんってさ、なんかゆかりに似てるよね。”



月曜日の午前中、奈々子はもうすぐ夜勤が終わろうとしていた。

(今日も疲れたな〜。でも何事もなく終わって良かった。
あとはこの書類を医局に届ければ、あがれるな。
早く帰って寝たい!)

と考えながら彼女がロビーを横切った時、ふいに声をかけられた。

「あ、奈々さ〜ん!」

聞き覚えのある、少し低い元気な声。
声の主は、ゆかりの彼氏の豹介だった。


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