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同好会のそれ
【複数プレイ 官能小説】

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シャッフルカード ソフト-5

「遅かったな、もしかして、エッチなことしてた?」

ユウヤが からかうように俺たちを振り返った
「少しだけね」
チカは笑いながら そう返した
「本当に、脱いだの?」
ユウヤは 余裕を見せるチカに 意地悪を込めて聞いてくる
「ほら」と
チカは あっさりと ポケットから丸めたショーツを出した
おおおおおおおおおお
と そんな声を出すのはリュウさんとシンヤ
チカはショーツをポケットにねじ込んで リュウさんとユウヤの間に座る
俺も その向かいで ユカの隣に座った

「じつはさ 二人が居ない間に 俺 カード引いたんだ」
ユウヤは 少し照れながら そのカードを見せてきた

『相手と ビニールを間に挟んだキス』

「え?キスって、だめなんだろ?」
俺の言葉に
「ビニール挟んで ってのが ギリギリ感あって いいだろ?」
と リュウさんが返した
「サトコ先輩さえ いいなら 俺は してみたいな」
ユウヤは 少しニヤニヤしながらサトコを見ていた
が ユウヤの正面に居るリエさんの目線から 逃げている
「・・・・ビニール挟んでなら・・・いいんじゃない?」
サトコは リュウさんを見て話すが
「そうだよな!」
と あっさり返され 少し不機嫌そうだ
では という感じで ユウヤが流しに向かい
適当な透明のビニールを持ってきた
「ユウヤ 積極的ね」
リエさんが 少し強めの口調で放ったが
ユウヤは 目をそらしたまま そのビニールを口に当てる
そして サトコの方を向いた・・・・

「しかたないなぁ」
そう言いながら サトコは そのビニールに顔を近づけていく

ドキッ 
俺の心臓 反応しやすいな・・・・

サトコの唇が ビニール越しとはいえ
ユウヤの唇に近づくのを見ていて 少し落ち着かなかった

以前好きだったサトコ
今では 完全に吹っ切れてると思っている
今 俺は チカが大事だし
サトコの唇は 想像のなかでなら 何度か触れている・・・・

サトコの唇が ビニールに触れ
すぐにユウヤの唇に押し当てるように重なっていく
ビニールがあるとはいえ
唇同士は 互いに弾力を感じ取れるだろう・・・・
サトコは すぐに唇を放したが
ビニールに薄い口紅が移っていた
ユウヤは 赤面したまま 張り付いたビニールを放していく

みんなが少し興奮している中
リエさんが 少し呆れた顔をして見せた

「そろそろ時間だね、終わりにする?」
サトコは 軽く口元を指で撫でてから みんなに聞いた

「えぇぇぇぇぇぇぇ、盛り上がってきたのに」
そういうのは もちろんリュウさん

「そうよね まだ半分の人が『ハード』引いてないから そこまでは 回らない?」
そう言ったのは リエさんだった
「えと・・・・いいの?リエちゃん?」
「せっかく盛り上がってきたんでしょ?私も 盛り上がらないと 冷めたらつまらないでしょ?」
リエさんは ユウヤに にこっと笑いかける
怒ってる  みんな それを感じ取った

「仕方ない、じゃあ アキラに回るまで続けようか それから 夕食だね」
サトコが 『ハード』のカードを少しだけシャッフルして 上のカードを捲った

『自分 初めて感じた時の姿勢をする』

「な!!!?なにこれ!!!!うそ!!!」
慌てるサトコを リュウさんが楽しそうに見ていた
「はははははは これはかなり恥ずかしいな!」
すごく赤面しているサトコ・・・・
もしかしたら 拒否や『救済』も ありそうだ
が、サトコは リエさんをチラッと見て 椅子から立ち上がった
「ぜーーーーーーーーーったい、笑わないでよ」

そう言いながら テーブルの角を指でスッと撫で
そこに 股間をゆっくり当てた・・・・・
短パンに テーブルの少し丸い角が 軽く食い込んでいく
俺たちは 赤面しているサトコのその姿を ジッと見てしまっていた
恥ずかしい というか 変なドキドキで 声が出ない
「はい!終わり!!もう!!恥ずかしいなぁ」
そう言いながら サトコがユウヤの隣に勢い良く座った
「えと・・・・ご・・・・・ごちです」
そう言ったユウヤの頭を サトコが軽く叩いた


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