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恋愛レッスン?
【女性向け 官能小説】

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清水さんの選んだ下着を着けることに一瞬躊躇して。
それでも朝の忙しい時間に考えてる時間なんかなくて。
急いでシャワーをして着替えた。

「朝食は会社の近くでいい?」
そう聞く清水さんに
「あまり社内の人が来ないところがいいです」
と答えると、少し考えてから
「じゃぁ、あそこだな」
といつもは通らないような裏路地にある喫茶店に入った。

「こんなところに喫茶店があったんですね」
モーニングの看板が出ているけど
お客さんはちらほらだった。

その中に、経理の橋本さんがいた。
「あ。橋本さん」
得に意味もなく言った言葉だったけど
「大丈夫だよ。彼は俺たちの関係を噂にしたりしない」
そんなつもりで言ったんじゃないんだけど。
「私たちの関係って、何ですか?」
ちょっとムッとしていえば

「昨日、セックスしてそのまま俺の家に泊まって。
会社近くで一緒にモーニングをとる、恋人じゃない仲」
「ちょっっと!」

平気な顔をしてしれっと言う清水さんをにらみつけた。

「ん?何か違った?ああ・・・セックスじゃなくてエッチって濁す?」
「・・・・同じです」
「そう?」

始終機嫌のいい清水さんとは裏腹に
女の子の気持ちをアドバイスすると大口をたたいたくせに
私自身が清水さんとエッチしちゃってどうするの!と
半分泣きそうになった。




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