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TYPE RI-NA
【SF 官能小説】

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プロローグ2-1

営業部のオフィスの奥に存在する営業部長のオフィスには営業部長の宮本と通販課課長高島が密談していた。
「宮本部長、通販ログの確認が取れました。」
「それで?」
「やはり通販課の社員は出荷していません」
「なんだと?しかし出荷データは残っていたのだろ。担当は誰だ」
「通販課にも営業課にもいない実在しない人物です」
「部外者が侵入したのか?それともハッキングされたのか」
「ただいま社内の監視カメラのビデオの解析を保安部に依頼中です」
「何て事だ。過てって出荷されたのではなくて何者かに奪われたという事ではないか」
「そのようです。出荷先のデータもデタラメかもしれません」
「確認を急げ。今回の件、調査は保安部に移行されるだろう」
「しかし、これで我々の営業部の無実が証明されました」
「何を呑気な事を・・・事態はさらに深刻になったのだよ」
宮本は自分のデスクで頭を抱え込んだ。


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