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年下カレシ
【女性向け 官能小説】

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お風呂で仲直り-10

二人はじゃれ合った後、葵は一人近所のコンビニへと出かけていった。
明日の下着とアイスでも買ってくる、と彼は外へ出ていった。
その間に奈々子は食器を洗う。

(なんだか同棲しているみたい。)

彼女にこんな経験は初めてだった。
・・・もし幸雄と同棲してたら、彼とでもこんな気分になったのかな?
と考えてしまった。必死に頭からその考えを振り払う。

(ダメだよ、そんな事考えたら。
私は葵君と付き合っているんだから。)

食器を片して、明日の仕事の準備をする。
明日は遅番だからちょっと寝坊できるな。
そんな事を考えている間に、葵は帰って来た。

「ただいま、奈々子さん。」

「おかえり、葵君。・・・あれ?濡れてる。雨降ってるの?」

窓の外を見ると雨が降り出していた。

「服乾かさなくちゃね。」

と言った後気がつく。
男物の服がない事に。
焦る奈々子をからかうように、葵はニッコリしながら言った。

「じゃあ、シャワー借りていい?」

と言いながら彼は奈々子の前でTシャツを脱ぎだす。

「わっ、待って待って!バスタオル用意するから。」

寝室に急いで行き、客用のタオルを持ってリビングへ戻ると、すでに彼はいなかった。

奈々子はテーブルの上に置かれていた、彼が買ってきたアイスを冷凍庫に入れる。
洗面所に近づくと、シャワーの音が聞こえて来た。


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