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例えばこんなカリキュラム
【二次創作 官能小説】

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〜 国語・基礎 〜-1

〜 29番の国語 ・ 基礎  〜





 ディベートで訓練を積み、朗読で文章のリズムを刻み、評論で言語の構造をつみあげ、古典で言葉への感覚を磨く。 12号教官と一緒に様々な感情を言語化する中で、発問に答える力は鍛えられたと思う。

 『オケツの穴を舐めながら絶頂する牝の心理を考察し、その心理に至る道筋を議論せよ』

 なんて質問が唐突に飛んできても、それなりの解答を咄嗟に用意する自信がある。 あと文章をつくる上で欠かせないものが『語彙』『慣用句』『言い回し』――所謂『表現の幅』だ。 国語の授業には『国語基礎』という科目があり、ここでは様々な表現を学ぶ。 

 『国語基礎・換言』では、授業の形式は一問一答だ。 教官が書いた短文を、より私達に相応しい表現を加えて言い換える。 教官から特別な指示がある場合も、特にない場合もある。 

 ――特にない場合は、例えば次のような問答が続く。

「『私の愛馬は乱暴です』。 1番、言い換えなさい」

「はい! 『オケツをほじほじされて鼻息荒くしちゃう私の、汁だらけのくっさいチツマンコに我慢してくれるお馬さんは、鐙(あぶみ)を揺らしてチツマンコにビンビン刺激をくださいます』、です」

「ややありきたりですが……まあいいでしょう。 次、2番。 『オレのこの手が真っ赤に燃える』、どうぞ」

「はい! 『しこしこ、しこしこ、チツマンコほじって欲しいの! ひとりでシコシコし過ぎて火照ってアンアンしちゃう、あっつくして欲しいの!』……です」

「なんですかその言い草は。 ほじって『欲しい』だなんて、誰が貴方のような黒ずんだ膣をほじらされるんですか。 そんなもの、ただの罰ゲームです」

「はいっ! 申し訳ありません、真っ黒にすすけたチツマンコの分際で思い上がっておりました!」

「煤けた、じゃなくて『ほじりすぎて黒ずんだ、ナマモノのように気持ち悪い膣』でしょう」

「は、はい! 真っ黒にほじりすぎて、えっと、く、黒ずんだナマモノのように気持ち悪い、、チツマンコの分際で思い上がっておりましたっ! 申し訳ありません!」

 一際背筋を伸ばし、涙ぐみながら告げられたとおりに自分の恥部を説明する。 

「まったく、躾けが足りないから頭の巡りも悪いんでしょう。 第三姿勢をおとりなさい」

 パシパシ、鞭をしならせる教官に対し、

「はいっ。 よろしくお願いいたしますっ」

 2番は微塵の躊躇もみせずに腰を屈めてがに股になる。 その上で背中をめいいっぱい逸らし、恥骨が浮き出るまで腰をつきだした。 現れたのは『黒』なんてとんでもない、ほのかにくすんだ桃色の膣が、控えめに口を開いている。

「そら」

 バシィ。 鞭の先端がお尻の割れ目をなぞるように床から跳ね、晒した股間を直撃する。

「ひ、ひとおつ! ありがとうございます!」

「もう一回」

 バシィ。 全く同じ軌道で、同じ場所に弾ける鞭。 

「っっっ……! ふたあつ! ありがとうございます!」

「次が最後ね」

 バシィ。 鞭の傷跡は1つのまま。 傷跡が重なるせいで、見た目には1つにしか見えない。

「いぐっ……み、みっつ!」

「返事が遅い。 もう一回」

 バシィ。 学園生には僅かの逡巡も許されない。

「み、みっつ! ありがとうございます!」

「席についてよろしい。 では、3番。 『すぐに慣れるといわれて、確かにすぐ慣れた』」

 次の生徒を促す教官に、腫れた膣をピクピクさせる2番への感傷は微塵もない。 2番はそっと傷を庇いながら足をとじ、静かに席につく。 入れ替わりに立ち上がる3番。

「はいっ! 『いつでも絶頂してしまう、マンズリ既知外、略してマンキチになれると思っていたら、私は生まれた時からただのマンキチで、す、すぐにチツマンコで絶頂ばかりするしか能のない存在だと分かりました。 確かに私はマンキチです!』」

「……長い。 もっと簡潔に」

「は、はい! あの……わ、『私はマンキチです!』」

「ふふっ、短すぎるしますが、面白いから良しとしましょう。 席につきなさい」

「あ、ありがとうございます!」



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