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それでもあなたに恋をする
【母子相姦 官能小説】

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それでもあなたに恋をする-22

卒業式を終えた日の運命の夜
「瑞希!ご飯出来たよ!」
美月に呼ばれて降りて行くと
「ささやかだけど瑞希の卒業祝いをしよう!」
美月が笑顔で瑞希に話しかけた。
「この前の約束の事なんだけど・・・・」
「それは食事の後で・・・・今日が最後になるかもしれないから・・・・」
美月は少し淋しそうに言った・・・・
「うん・・・そうだね・・・・」
それから二人はムリしてはしゃいだ・・・・これが最後の晩餐になるかもしれないから・・・・食事の後片付けも二人でやった・・・・離れるのが嫌だったから・・・・しかし、楽しかった時間も終わりを告げた・・・・
「瑞希・・・いつでもいいから、心が決まったら、私の部屋に来て・・・・」
美月はそう言って部屋に向かった・・・・
瑞希は何度も自問自答して本当にこれでいいのか考えたが気持ちは変わらなかった。何度も深呼吸をして
「よし!」
美月の部屋に向かった・・・・
瑞希はドアをノックして
「美月さん・・・・」
そう声をかけると
「どうぞ・・・・」
美月の声がした・・・・緊張した顔でドアを開けると、美月は神妙な顔で座っていた・・・・
「座って・・・・」
瑞希は美月の前に座った・・・・
「決まった?」
「うん・・・・」
「そっかぁ・・・・」
しばらく沈黙が続いた・・・・
「あの・・・・美月さん・・・・」
「待って!」
美月は立ち上がり、引き出しの中から封筒を取り出して、瑞希の前においた・・・・
「私の答えはここに書いてある・・・・瑞希の答えを聞かせて・・・・その後で私の答えを見て・・・・私の答えは変わらないし、変えようがないから・・・・」
とうとう運命の時間が来た・・・・美月は思わず下を向いて封筒を見つめていた・・・・
瑞希は大きく息を吐いて
「お母さん・・・僕を産んでくれてありがとう・・・・」
(ありがとう・・瑞希・・・・私をお母さんと呼んでくれて・・・・瑞希の出した答えはそうなのね・・・・)
美月は口に出してしまいそうな言葉を飲み込んだ・・・・もし口にして瑞希の決意が変わったら意味がないから・・・・
「お母さんが僕を産んでくれなければ・・・・僕は美月さんに出逢えなかった・・・・世界で一番愛する美月さんに・・・・」
(えっ?もしかして瑞希は・・・・)
「美月さん・・・僕と結婚して下さい・・・・僕は美月さんを母親として見れない・・・・僕の母親は亡くなったお母さん一人だから・・・・」
「それが瑞希の結論なのね?」
瑞希は大きく頷いた・・・・
「それじゃ・・・私の答えを見て・・・・」
瑞希は封筒から中身を取り出して広げた。
「これは・・・・」
瑞希は中身を見て言葉をなくした・・・・そして美月の顔を見た。美月は瑞希に頷いた。
「本当にいいの?」
「もちろんよ!」
美月は瑞希に微笑んだ・・・・封筒に入っていたのは婚姻届だった・・・・その婚姻届には美月の名前が書かれていた・・・・
「ここに瑞希の名前を書いて二人の証人に書いてもらえば提出出来るわよ・・・・」
「美月さん!」
瑞希は美月に抱きついた。
「本当にいいの?僕は美月さんの・・・・」
「ええ・・・・これが私が出した答えよ・・・・」
美月は瑞希を抱きしめた・・・・
「夢じゃないよね?」
「夢じゃないわよ!ほら、その証拠に・・・・」
美月は瑞希にキスをした。
「これでわかってくれた?」
美月ははにかんだような微笑みを瑞希に見せた。
「美月さん・・・・あの・・・・」
瑞希は先に進んでいいのか迷っていた・・・・
「瑞希・・・私から嫌な想い出を消し去って・・・・兄さんとの事を忘れさせて・・・・私を瑞希だけのモノにして・・・・」
「美月さん!」
瑞希は美月を抱きしめキスをした・・・・そして、二人はベッドに倒れ込んだ。


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