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それでもあなたに恋をする
【母子相姦 官能小説】

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それでもあなたに恋をする-15

二人の合宿生活は一年を過ぎて二度目の秋が来ても続いていた・・・・お互いに答えが見つからないままに・・・・
「昨年はなにも出来なかったけど・・・・今年は特別にいいよね・・・・合宿してても誕生日を祝ったりするよね・・・・」
美月は自分にそう言い訳してケーキを買った・・・・ささやかな瑞希の誕生日パーティーをするために・・・・
誕生日パーティーといってもケーキとちょっとした料理を作っただけだったが・・・・
「早く帰って来ないかなぁ・・・・」
美月は用意したケーキを見つめてため息をついた・・・・この一年、考えていた・・・・瑞希とどうなりたいのか・・・・瑞希を好きな気持ちには変わりがない・・・・しかし、恋人に進む勇気は今の美月にはなかった・・・・決意の期限を切れば良かったと後悔している・・・・そうでないとズルズルと後回しにしてしまいそうで・・・・



あの日から一年と少し過ぎた・・・瑞希は自分なりに一つの答えを出した・・・・実はずっと前から答えは出ていたのだが、何度も何度も考え直してみたが結局は同じ答えに落ち着いた・・・・
「よし!今日、美月さんに聞いてもらおう・・・・」
瑞希はそう決意して家に帰った。
「えっ?これ・・・どうしたの?」
「今日は瑞希の誕生日でしょ?特別にね!」
「ありがとう・・・・よく覚えていてくれたね・・・・」
「忘れるわけないじゃないの・・・・瑞希の誕生日は・・・・」
(そうだった・・・・僕の誕生日は、美月さんにとっては自分の子供が死んだって思っていた日・・・・忘れられるはずのない日・・・・)
「美月さん・・・・」
「そんな顔しないの!今日はあなたの誕生日でしょ!」
「そうだね!」
「それじゃ始めよう!」
「うん、そうだね!」
「ねぇ?ロウソク立てる?」
「いいよ別に・・・・」
「遠慮しなくてもいいのよ?」
「別に遠慮なんかしてないよ!子供じゃないんだから・・・・」
「子供じゃないの・・・・」
「えっ?」
「今日で18歳・・・まだ未成年でしょ?」
「美月さん?」
「ゴメン・・・・ちょっと言ってみただけ・・・・」
美月の、まだ子供という表現に思わず反応してしまった・・・・
(美月さんにとってまだ僕は子供なのかと・・・・それとももう僕の事を自分の子供だと意識しているのか・・・・)
瑞希は美月を一人の女性として愛して行こうと決めた・・・・母としてではなくて一人の女性として・・・・
「美月さん、大事な話があるんだけど・・・・」
「なぁに改まって・・・・」
「うん・・・ちょっと・・・・」
瑞希は緊張して料理の味はまるっきりわからなかった・・・・
「美月さん・・・聞いて欲しいんだ・・・・」
「な、なに?」
瑞希の言葉に美月も緊張しているみたいだった・・・・
「美月さん・・あの時言ったよね?自分がどうしたいのか考えようって・・・・僕・・・その答えをだしたよ・・・・実はずっと前から出ていたんだけど・・・・本当にそれでいいのか何度も何度も考えた・・・・それでもこの答えしか見つからなかった・・・・だから美月さん・・・・僕の答えを聞いて欲しいんだ・・・・」
「わかったわ・・・・」
美月は姿勢を正した。

「僕は美月さんが好きだ・・・・一人の女性として愛している・・・・でも美月さんとは血を分けた母子だって知って諦めなければならない・・・・そう思った・・・・でも・・・出来なかった・・・・僕は美月さんをお母さんなんて思えない・・・・やっぱり僕は美月さんを一人の女性としてしか見れない・・・・美月さんの事を一人の女性として愛しているんだ・・・・僕は美月さんとなら地獄に落ちてもかまわない・・・・美月さん・・・・僕と結婚して下さい!美月さんが実の母親だってわかってる・・・・でも戸籍上は赤の他人なんだ・・・・結婚だって出来る・・・・僕も今日で18歳・・・・結婚出来る年齢だ・・・・まだ許可が必要だけど・・・・」
僕は何度も深呼吸をして
「改めてもう一度言います・・・・美月さん・・・僕と結婚して下さい・・・・」
美月はなにも答えなかった・・・・
「美月さん?」
瑞希は不安になって美月に話しかけた・・・・
「一時間後答えを伝えるから・・・瑞希の部屋で待ってて・・・・」
「うん・・・わかった・・・・」
瑞希は部屋に戻ってベッドの上に寝転んで美月が来るのを待った・・・・




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