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それでもあなたに恋をする
【母子相姦 官能小説】

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それでもあなたに恋をする-1

「あなたはお父さんとお母さんの子じゃないの・・・・」
そんな母からの衝撃的な発言を聞いたのは、瑞希が16歳の高校一年の冬の事だった・・・・



中学に入ってすぐに父を事故で亡くしてからは母と二人で暮らしていた。父が残してくれた保険金と高校の教師をしている母の収入で瑞希と母はなに不自由ない生活を送っていた。しかし、そんな母が癌で入院して瑞希の生活は一変した。それまで家事のほとんどを母に任せきりだった瑞希の生活は母の入院であっという間にほころびを見せた。見かねた母の元教え子で同じ高校で教師をしている美月(みつき)が瑞希の家に来て世話をした。美月は瑞希が幼い頃から、瑞希の家に遊びに来ては瑞希と遊んでいた。瑞希とは16歳違いのお姉さんのような存在だった。美月は瑞希の初恋の人で、今も憧れている・・・・



高校が冬休みに入ったある日、母の一時退院が許されて久しぶりに母が家に帰って来た。家の掃除や食事の準備、そして母の世話を終えて美月が帰ったのは10時過ぎだった。
「美月ちゃんは帰ったの?」
「うん・・・・」
美月は、今32歳、ちゃん付で呼ばれるような年齢ではないのだが母にしてみれば教え子でもありちゃんづけで呼んでしまうのだった・・・・
「まさか新年を自宅で迎えられるなんて思ってもみなかったわ・・・・」
「お母さん、変な事を言うなよな!」
「自分の体の事は自分が一番わかっているわ・・・・もう長くないって事もわかっている・・・・だから・・・今のうちに言っておかなければならないの・・・・」
「お母さん・・・・」
「そんな顔をしないの!!お母さんが死んでしまったらあなたは独りきりになってしまうわ・・・・お母さんもお父さんも独りっ子でおじいちゃんもおばあちゃんも亡くなった・・・・だから独りきりになってしまうの・・・・」
そんな母の言葉に瑞希はなにも答えられなかった・・・・
「今から言う事はあなたにとって大切な事だから心して聞いて・・・・」
母は一度深呼吸をして
「あなたはお父さんとお母さんの子供じゃないの・・・・」
「お母さん・・・一体なにを・・・・」
「あなたの本当のお母さんは美月ちゃんなの・・・・」
「えっ?」
瑞希は母が病気の影響で頭がおかしくなったのかと思ってしまった・・・・
「あなたが美月ちゃんの子供だって事は美月ちゃんも知らない事なの・・・・」


瑞希は父の実家が田舎の山奥で小さな病院を経営していてそこで産まれた。


「お父さんもそこで医者として働いていたの・・・・」
「えっ?お父さんってお医者さんだったの?」
「そうよ・・・・」
「でも、お父さんは・・・・」
「そうね・・・お父さんはある事情があって医者を辞めたの・・・・」
「それってもしかして・・・・」
「あなたが産まれた時の事が影響しているの・・・・」

「あなたを身ごもった時、おじいちゃんが体を壊してお父さんが帰って診療所で働く事になったの・・・・私もきりのいい3月まで教師を続けて、お父さんの実家に帰ったの・・・・」
母の告白はこうして始まった・・・・
月日が経って、母は陣痛が始まって、診療所に入院した・・・・陣痛が始まってもすぐに産まれるわけじゃなくて、分娩室代わりの診察室で母が休んでいる時に、一人の少女が切迫早産で運ばれて来た。偶然その子の顔を見た母は唖然とした・・・・3月まで受け持っていた美月だったからだ・・・・やがて母も激しい痛みに襲われて父は二人の治療におわれた。祖母も父を手伝っていたらしい・・・・実は両親にはなかなか子供が出来ず長い不妊治療の結果やっと身ごもったそうだ・・・・二人とも出産を終えたが
「どうして泣いてくれないんだ・・・・」
一人は元気な産声をあげていたがもう一人は泣いてくれなかった・・・・
「もういいだろう・・・・」
祖母は父に向かって頭を振った。


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