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眠れる森の美女
【ファンタジー 官能小説】

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終章-2

 彼は壊れ物を扱う慎重さでオーロラ姫のドレスを脱がせはじめた。市井の娘達が来ているドレスとは比べ物にならぬ程の複雑で精緻なその構造に彼は苦心惨憺したが、それさえもが心を躍らせる行為だった。彼女が身に纏っているのは、豪奢でがあるが薄いシルクの下着だけとなった。とは言っても、胴を締め上げるコルセットもしていれば、すらりと伸びた美脚にはレースのストッキング、レースの手袋で肘まで覆い隠されていては全裸には余りにも程遠い。だが、かえってそれが彼の欲情をそそった。まだこんなにも脱がせる事が出来るのだ。女性が身に着けているものを剥ぐという、もうとっくの昔に飽きてしまった筈の行為に、まるで彼は童貞の少年のように興奮した。
 彼は散々迷った挙句に、コルセットから外す事にした。
 (寝ている間もこんなに締め付けられて…きっと苦しいに違いない)
 心の中で大義名分を唱え、シルクの拘束をゆっくりと解いていく。
 彼の心配は杞憂だった。オーロラのウェストはコルセットなど要らないのではないかと思われるほど細く括れているのだ。全ての結び目を解き終えると、滑らかな腹部に刻まれた切れ長の臍が姿を現した。まるで名工が精魂込めてのみを奮ったかのような美しい臍である。王子がその中央を指でくじると、寝ている筈のオーロラの眉が僅かに顰められた。
 (ふふふふふ、魔法で眠らされていても感覚はあるようだな。そうでなくては面白くない)
 王子はほくそえむと、姫の臍弄りを止めた。彼はオーロラの首の下に手を回し、僅かに上半身を浮かせるともう一方の手を背中の下に滑り込ませて易々と胸当ての止め具を外した。
 もう一度姫を寝台に寝かせると、王子は指先で胸当てをたくし上げた。
 「…ひゅ〜」
 王子は思わず口笛を吹いた。ドレスや胸当ての上からでもその膨らみの大きさは充分に窺い知る事は出来たが、抑圧から解放された乳房は一回りも大きくなったように見えた。コルセットとは逆に、乳房の方は胸当てに締め付けられていたようだ。
 それにしてもなんと見事な形であろうか。胸当てをたくし上げられても垂れる気配は微塵も感じられない。弾けんばかりの若さを内包した胸の膨らみは砲弾状に前にせり出し、優美な曲線を描いている。そしてその頂点を飾る乳首の初々しさは格別であった。大きな乳房にも関わらず乳首は小さく端正な佇まいである。乳房に溶け込んでしまいそうな程の極々淡いローズピンクに色付く乳輪からぽっちりと飛び出した突起はまるで果実のようだった。王子は引き寄せられるように、その乳首を口に含んだ。
 「……」
 声こそ上げないものの、オーロラ姫の肉体が反応した事が経験豊富な王子には手に取るように判った。舌の先で柔らかな乳首を転がし、時には軽く甘噛みし、唇で吸う。オーロラの乳首は敏感に反応した。自分の口の中でコリコリとしこりはじめた乳首を吸いながら王子はニンマリと笑みを浮かべた。
 (ふふふふ、随分と敏感な乳首じゃないか)
 出る筈の無い母乳を吸い出そうとする赤子のように、彼はチュウチュウと音を立ててオーロラの乳首を弄んだ。軽く前歯で敏感な突起を挟みながら王子は顔を上げた。柔らかな乳房が引っ張られて形を変える。姫の眉間に皺が寄った。もうこれ以上引っ張れば乳首が千切れてしまうのではないかという限界まで引っ張ると、オーロラの顔が苦痛に歪む。その表情を舐めるような目つきでじっくりと眺めると、王子はようやく咥えていた乳首を解放した。
 若い乳房はプディングの様にプルンプルンと震えながら元の形に戻ろうとする。長い余震に揺られながらようやく落ち着きを取り戻したオーロラの右の乳房。だが、その佇まいまでは元通りという訳にはいかなかった。王子に吸われた乳首の周囲はピンク色に充血した痕跡を残している。
 王子の手が左右からオーロラの乳房を中央に寄せ上げる。形作られた深い谷間を挟んで対峙した左右の膨らみは、もはや同じ姿ではなかった。
 初々しさに溢れた淡いピンク色の左の乳首とは対照的に、王子の愛撫に曝された右の乳首は充血して紅に色付き、彼の唾液でテラテラと濡れ輝いている。ピィンと尖り勃った乳首がようやく乳房と釣り合う大きさに肥大したのは皮肉としか言いようが無かった。
 乳房の肉質自体も変貌していた。左の乳房は指先がどこまでものめり込んで行くような柔軟さを保っているのに対し、右の膨らみはパンッと張り詰めて王子の指先を瑞々しい弾力で押し返している。
 (ふふふふふ、片方だけ可愛がってやったんじゃあ不公平だからな。ちゃんとお前も可愛がってやるよ)
 左の乳房が張り詰めるのは、右と比べても余りにも容易かった。既に右の乳房への愛撫で全身に官能が兆していたのだろう。満足そうな笑みを浮かべる彼の唇から勃起した乳首に唾液が糸を引く。


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