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逆転ルームシェア
【性転換/フタナリ 官能小説】

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顔合わせ-1

大学進学を機に上京…
上京といっても地方からでは無く、関東圏だし、東京にも何度も遊びに来ているため、全く未開の地というわけでは無いが…
雨上がりの街路樹をサンダルで喫茶店へ向かう綾瀬飛鳥、彼は今日から見知らぬ同居人と暮らすのである。
いわゆるルームシェアだ。

親のツテを使って引っ越し先を紹介してもらったはいいものの、条件がルームシェアだと告げられて戸惑いがあったが、その分家賃は安いし、立地もよかったので飲むことにしたのだ。

相手は写真は見せてもらえなかったが、イケメンだという情報。

もし彼女でもいて連れ込まれたりしたら、めちゃくちゃ気まずいだろうが、悪い人ではないと言っていたし、何かあった場合追い出すこともできるらしい。

そのイケメンと、今日は顔合わせの日だ。

喫茶店の前で軽く深呼吸をすると、ゆっくりとドアを開ける。


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