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おあつかい
【歴史物 官能小説】

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ぼうやぁ〜 パンツぬいで ねんねしなぁ〜-1


むか〜し、昔のことじゃ。
都にでっかい老舗のドラ息子、某矢がおった。
金にあかして日ごと遊び回っておる男じゃったが、
「もういつまでもこんな事はしておられん。嫁をもらってしっかりと家を支えねば。」と決心したのじゃ。
しかし某矢には一つ、嫁になる女性に対して条件があった。
それは自分の嫁になる女性は、これまで男性と交際したことのない、
出来れば男性にふれたこともないよう
なピュアな娘がほしいと思ったのじゃ。
さっそく都の有力者に頼んで、良家の娘を三人選んでもろうた。
そしてある日、その三人の娘を家に招いて、それぞれ別の間に待たせて嫁選びをすることとなった。

某矢は一人目の娘の待つ間を訪ねた。茶道の家元の娘であった。
あいさつをすませると、某矢はいきなり自分の袴をめくりあげて、股間を見せつけたのじゃ。
「ああっ! 何をなさいます某矢さま! いけません…」
娘は袖で顔をおおって叫んだ。しかし某矢はかまわず股間をつきつけて言ったのじゃ。
「ほら、見るのじゃ。よく見て言うのじゃ。これはなんじゃ?これは何と申すものなのじゃ?」
娘はすすり泣くように答えた。
「それは、『陰茎』と『睾丸』でございます…」
某矢の心に衝撃が走った。
「この娘は、この名を知っておった…きっと家に集まる男どもの股間をもてあそんでいるに違いない。」
某矢はその間をあとにした。

次の間に待っていたのは、力をつけはじめた貿易商の娘であった。
この娘の前でも某矢は、袴をめくりあげて股間を見せつけた。
「いやあ〜っ!」娘は突っ伏して震えた。
そんな娘にも某矢は容赦なく聞いたのじゃ。
「さあ、言うのじゃ。これはなんじゃ?これは何と申すものじゃ?」
娘はかき消えそうな声で答えた。
「それは、『ペニス』でございます…」
某矢にまたしても衝撃が走った。
「この女は南蛮の言葉ではぐらかしおった…きっと南蛮渡来の『ぽるの』とやらを読みふけっておるに違いない。恐ろしい女じゃ。」

もう一人は、上級役人の娘であった。これまでの二人より幼い顔立ちであった。
当然この娘にも某矢は袴の奥を見せつけたのじゃ。
「さあ、これはなんじゃ?これは何と申すものなのじゃ?」
ところが娘は全く動ずることなく、股間を見つめている。
某矢の心に期待がわいてきた。
「これだ。男の身体について知識がないからこそ、平然と眺めていられるのだ。」
娘は某矢に聞いた。
「これは…何ですか?」
某矢は答えた。
「知らんのだな。なら教えよう。これは男のチ▼ポと申すものじゃ。」
娘は言った。
「こんな粗末なものがですか?」



…むかし、昔の話じゃ。


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