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あるカップルのSM2
【SM 官能小説】

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-2

 朱莉はまず春斗の腕の拘束を一旦解いて、彼に上半身のシャツを脱がせ、再び拘束した。
「えへへ……春斗くーん」
 甘い声を出しながら朱莉は春斗の身体に舌を這わせ、舐める。舌が身体の表面を撫でるたびに春斗はビクッと反応を示し、口からは熱い吐息を漏らす。
「うん? 感じてる? 気持ちいい? 舐められて、気持ちいい?」
「くぅ……気持ちいい……」
 アイマスクをしているがそれでも顔を反らす。春斗は湧き上がる羞恥心を、歯を食いしばって耐える。
「キスも一杯してあげるっ。春斗くんー」
 朱莉は春斗の唇にむしゃぶりつく。口内も好き勝手に舐められて春斗は沸騰しそうな顔を抑えるのに必死だった。
「ちゅっ、ちゅうっ、んにゃあ……もっと、キスー」
 大の字に拘束された春斗に抱き付いて朱莉は熱いキスを繰り返す。彼女の意外な大胆さに春斗は驚きを隠せないが、それ以前に自身も意外とこの状況を楽しんでいることに内心驚いている。
「ズボン脱いでっ」
 朱莉に言われたままの事を何のためらいもなく実行する。ズボンと下着を脱ぎ捨てた春斗は三度ベッドに拘束される。
「ひぅ……」
 外気にさらされた自分のモノを、朱莉の両手が柔らかく包む。弱々しい声を春斗はついあげてしまう。
 優しく握った手を上下にゆっくりと動かし、春斗のペニスに刺激を与える。時折ピクッと反応するのがかわいい。数分ほど春斗をもてあそんでから、朱莉はパジャマのズボンを脱いだ。
「……ん?」
 にわかに気持ちよくなってきた刺激が急になくなって、春斗は少し物足りなそうに朱莉の方を見た。といってもアイマスクをしているのでその意思は伝わらない。だが、そんな彼の意志も数秒後には撤回される。
「何が当たってるんでしょーうか!」
 手とは明らかに違う感触が、春斗のペニスを両方から挟み込む。口でしてくれてるわけではないし、胸でもない、残された答えは……。導いた答案に、春斗の羞恥心は最高潮に達する。
「足……」
 消え入りそうな声で質問に答える。その瞬間、正解とばかりに強く摩りあげられた。それが、気持ちいいと思っている自分がいることに春斗はもう驚かない。
「気持ちよくなってる顔みせてっ」
 視界を奪っていたアイマスクが朱莉の手によってはぎ取られる。部屋の明かりは常夜灯になっていて薄暗が、朱莉の表情は十分に読み取れる。彼女は体育座りで春斗の開かれた両足の間にちょこんと座り、両足の土踏まず部分でペニスをクニクニと扱いている。胸こそ大き目なものの、どちらかと言えば少女に分類される体型の朱莉である。当然、脚はそれほど長くない。それでもなぜかそれに惹かれる。春斗はつい顔を反らすが、その都度、ペニスを強く刺激されて言われるがままに屈してしまう。
「春斗くんもこんな顔できるんだぁ」
 羞恥心に耐える春斗の表情を朱莉は心底楽しそうに眺めては、笑う。対する春斗は悔しくて悔しくて仕方がない。
「ねぇ、足でされて気持ちいい?」
 聞かなくてもわかるだろうに、わざわざ聞いてくる。春斗は答えなくてはならない。
「気持ちいい」
 恥ずかしげに答えている間も刺激は止まらない。心拍数があがって精巣が膨らみ、ペニスがさらに硬化していく。
「そんなに気持ちいいなら、もう出しちゃえっ」
 朱莉は足の上下運動の速度を速めて、何往復も春斗のペニスを擦り上げる。両足で同時に擦ったり、タイミングをわざとずらして別々に扱いたり、片足だけで裏筋を責められたりと、様々な刺激も加わって、春斗の腰はもうガクガクと震えて力が入らなくなっていた。
「うぅ……で、出るっ!」
 腰が大きくビクッと跳ねると、春斗の身体は力を失ってベッドに横たわり、唯一力を失わなかったペニスだけが粘性の白濁液を放出し、脈打っている。


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