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「高樹」
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「高樹」-1

今日は友達の筆下ろしをした話。

ある日仕事先にバイトの大学生が入ってきた。高樹(たかき)という名前だ。これで苗字が高木だったら面白いのにとかくだらないことを考えていた (実際は違った)が、聞けば18歳。だからあたしより5歳も下か・・・。

話しかけてみると高樹は冗談と皮肉が好きな面白い男だった。体つきもなかなかセクシーだ。なんだかなついてしまった高樹は私の家にもたまに来るようになった。

しかしこの男、まったくあたしに手を出そうとしない。一度なんて彼の前でかがんで思いっきりTバックをみせつけたのに、触ってこなかった。こんなことがあっていいものか!!これは強引に誘うしかない。

「高樹ってさ、ぜんぜんヤりたいそぶり見せないよね」
「そ、そうか?」
「うん、あたしとしたいとか思わないの?」
「・・・いや、言えない」
「あたしで抜いたりする?」
「言えないよそんな事・・・」
「言っちゃえ!」
「・・・・・うん、正直けっこうするかな・・・」
「そうなんだ。あたしちょっとうれしいかも・・」

普通ならここではじまるとこだ。しかし。

「いや、うん・・・」
「どした?やりたくないの?」
「そういうわけじゃないんだけど・・俺童貞でさ」
「マジ?!そっか、じゃ最初は大好きな人としたいよね。」
「いや、そういうことでもないんだ。」
「あれ、てか高樹彼女いなかったっけ前。しかも2、3人」
「そう、それがさ・・」

簡単に言うと最初の彼女としてみたものの緊張のあまり勃起せず、結局それが原因で別れてしまって、それ以来いざというときに立たない恐怖でできないんだそうだ。思ったより大変なことになってきた。

「マジか・・・あたしになんか手伝える?」
「わかんねえ・・・もう俺トラウマなんだよね」
「回数重なっちゃうとね。辛いよね。でもオナニーはできるんでしょ?」
「それが一人のときは憎いくらい無問題でさ」
「なんかごめん、あたし何も考えてなかった」
「いやいや、いいんだよ。俺は結が俺を欲しがってくれたことがうれしいよ」

なんかとっても悪い気がしてきたあたしは彼の役に立ちたいと思った。

「ねえ、あたしと1回チャレンジしない?」
「うーん、うまくいくかわかんないけど。やりたい。」
「オッケー、じゃあたしの言うとおりにしてね。」

あたしは高樹の服を全部脱がせ、全裸の彼の体じゅうにキスをした。筋肉質できれいな体だ。アレは萎縮しているが、そこは考えない。優しく彼の体を隅々まで触った。

「どう?高樹、ムラムラしてきた?」
「うん、すごいエッチな気分だよ」
「じゃあたしに高樹のオナニー見せて。あたしをネタにしてね。あわてちゃだめよ」

あたしは服を脱ぎ紫のブラとTバックだけになった。これで征服できなかった男はいない。


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