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調教学園物語
【調教 官能小説】

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〜 金曜日・尻尾 〜-1

〜 29番の金曜日 ・ 尻尾 〜



 キーン、コーン、カーン、コーン。

 10時45分。 スピーカーを通して響くチャイムの機械音。

 幼年学校では、チャイムが鳴り終えるまでに席につけばよかった。 学園は違う。 チャイムは即ち始業そのもので、第1音とほとんど同時に委員長が号令をかける。 椅子と机を隅に運んだ教室はガランとしており、自分と教官の間を遮る机がないだけで心細くなる。 頭では机があろうとなかろうと違いがないと分かっている。 けれど、ただでさえ身を覆う衣服を与えられず、視線から身を隠すだけでも気が休まるので、やっぱり全身を教官の視線にさらしていては落ち着けない。

「よろしい。 この時間もオマエたちは犬です。 『おすわり』」

「「ワンッ!」」

 ハイ、などと返事をする愚か者はいない。 『犬』として指示を受けた以上、答え方が『ヒト』であってよいはずがない。 教官曰く、立場を弁えない振舞いは、礼を失しているのは勿論のこと、今後の所作からも一貫性を失わせ、あげくクラス全体の規律を台無しにする。つまり絶対にやってはいけないことで、間違えてしまった場合は即刻補習もあり得るらしい。 そこまで言われては返事の1つに至るまで疎かにできない。

 両手両足をつき、上目遣いに教官を見上げる。 腕を組んだ2号教官は、高いピンヒールも相俟(あいま)って、遥かな高みから私達を見下ろしている。

「これから『感情』を表すトレーニングに入りましょう。 お前たちは犬ですから、言葉で気持ちを伝えることは許されません。 とはいえ意思疎通が図れない駄犬では、社会に出ても通用しない。 ではどうするかというと、犬は主人に『動作』で感情を伝えるものです。 お前達も同様に、しっかり体を動かして気持ちを伝えなくてはいけません」

 睥睨する教官と、束の間視線がぶつかり、慌てて背筋を伸ばす。 背筋を伸ばすといっても四つん這いになっているので、身体を強張らせるに過ぎない。

「感情を顔にだすのは論外です。 犬に倣って、オケツにささった『尻尾』を振って、喜怒哀楽をあらわすの。 とびついたり、じゃれるような下品な犬は要りません。 宜しいですね」

 ビクリ。 返事を促す発問のたびに身じろいでしまう。 周囲が――特に委員長の22番さんが――口を開く気配に合わせ、私も慌てて口を開く。 一事が万事、主体的には決められない。 そもそも勘が悪くって、教官が何を意図しているのかピンとこない。 仮にピンと来たところで、どうすればいいか自分で判断なんてつくはずがない。 つまり私にできるのは、必死で回りに合わせることで、返事1つにしても例外じゃない。

「「ワンッ」」

「では、特別にお前たちの不潔な持ち物を見てあげましょう。 オケツをこちらに向けなさい」

「「ワンッ」」

 ワンテンポ遅れた返事でも、極限まで間を詰めた遅れであればバレはしない。 キビキビ動くフリをしながらみんなに合わせ、私もお尻を教官に向ける。 拡張プラグはいつしか肛門にフィットした。 2時間目の途中からは、疼痛もおさまり違和感も感じない。 ときおりプラグから伸びた尾毛が太股を撫で、こそばゆいような痒いような、不思議な気分。 

 2号教官は2限と同様にパンチング・ステッキをもっている。 先日経験したステッキより小ぶりではあるが、痛み自体は遜色ない。 既に私のお尻は数回パンチを貰っていて、これ以上は絶対に嫌だ。 

「いきますよ。 まずは『嬉しい』ときの仕草から」

 キユ。 プラグが嵌った肛門を締める。 
 嬉しい、ときたら尻尾を振る犬の姿が思い浮かんだ。 お尻の動きを尾毛に伝えるためにも、しっかりプラグを咥えなければ。 

「尻尾を思いきり振りなさい。 原則は、あくまで尻尾以外の動きを簡潔におさえること。 必要な部位だけ動かして、最大限の効果をあらわしなさい。 はじめ」

「「ワンッ」」

 ふわり。

 一斉に振り始めたお尻にあわせ、尻尾によって教室に微かな風が起こる。 張りのある肌色の双丘と、太いプラグを咥えてピンピンに広がった灰色の蕾。 高くもちあげた35個のお尻が思い思いにケツダンスを描き、彼方此方でパンチが奏でる破裂音が響いた。


 ……。


 『もっと大きく』『もっと激しく』『もっとはっきり動かして』

 パァン、パァン、パン。

 『キレがない』『左右の端で一旦止めて、そこから逆方向へ勢いよく振る』『腰を下げない』

 パァン、パァン、パン。

 連続するパンチが誰彼かまわず襲う中、私は必死にお尻を振った。 尻尾はプラグに結ばれているだけなので、より大きく左右に揺らすには工夫がいる。 上手にお尻を振るクラスメイトを真似て、床につけていた膝を離す。 床についた手、足の裏を左右に開く。 そうしておいて、左から勢いよく尻を振り回し、最後に腰を捻って右端で止める。 振るのではなく、回すイメージ。 煽りを受けて尻尾が右に流れ、ふわりと舞う。 そうしておいて、尻尾が落ちてくるタイミングで今度は右から左へ尻を回す。

 グイン、ピタリ、グイン、ピタリ。

 他のクラスメイトがぶたれる中、私のお尻は赤い刻印から見逃して貰った。




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