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TYPE RI-NA
【SF 官能小説】

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はじめましてマスター-20

慌ててパソコンに飛びつき、履歴から昨日みつけたサイトに入る。
価格の載っているページに飛び。
0の数を数え直す。
「1、十、百、千、万・・・」
何度数え直しても里菜の言った通り3600万だった。
昨夜は、飲んでいたうえ睡魔に襲われ寝おち寸前だったので数え間違ったらしい。
さっと血の気が引いていくようだ。
「そうだ!クーリングオフだ!」
弘はその手続きの申込みフォームの場所を探す。 
パソコンの画面上に細い美しい指がのびてきた。 
いつの間にか弘の後に里菜が立っている。
弘の肩ごしにパソコンの画面のサイトの一文を指差す。
「ここ」
里菜は困ったような申し訳なそうな表情を浮かべる。
そこにはこう記述されていた。
購入時の注意
下記の項目に同意のうえご購入ください。
ご購入のお客様は下記の項目に同意なされたとみなされます。
と書かれた項目の一文を里菜は指差していた。
なお製品の性質上、1度でもご使用された場合、返品はお受けかねますのでご了承ください。
クーリングオフも適応外となります。御注意ください。





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