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調教学園物語
【調教 官能小説】

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〜 金曜日・散歩 〜-1

〜 29番の金曜日 ・ 散歩 〜



 2限目は机の片付けで幕をあけた。 掃除と同じように机を後ろに下げる。 空いたスペースを囲むように立たされた私たちは、そのまま両手を床につき、四つん這いになるよう命じられた。

 這う、と一口にいっても様々なスタイルがある。 最初のスタイルはオーソドックスな『ハイハイ』だ。 脛と足首を伸ばし、膝を床につける。 手足を交互に動かして、いざるように前に進む。 2号教官は教室の中央に置いた椅子に腰かけ、教室全体に届きそうなほど長い鞭を手にして、私たちに指示をだした。 指示はもはや文の形すらなさない。 『ハリー』といわれれば歩調をあげる。 『スロウ』とくれば歩みをおとす。 『ステイ』といわれれば、その場に伏せてお尻をあげる。

 一連の指示には、例えば『ハリーといわれた時はスピードをあげなさい』というような解説は一切なかった。 『ハリー』と掛け声を浴びてもオタオタするしかできず、何度も指示の意味を捉え損ねた私達は無慈悲に降り注ぐ鞭を何十発もお尻に浴びた。 そうしてお尻が真っ赤になる頃、ようやく『ハリー』が『急げ』という意味だと全員が理解できたのだった。 

 続いて『ダックス・ウォーク』。 この時間で一番辛い歩き方だった。
 四つん這いになる。 肘をまげてそれぞれの肩を掴み、膝をまげて足首を伸ばし、爪先を床から高く離す。 これで私たちは2つの膝と2つの肘で身体を支えることになる。 そのままヨチヨチと肘、膝を動かして這わなければならないのだ。 みんな懸命に這った。 誰もがダックスフントのように短足にさせられていて、それでいて痛みを堪える顔つきが必死なだけに、教官はずっとクスクス嗤っていた。 私たちには自分たちを嗤う余裕なんてない。 なにしろ膝はまだいいが、肘の皮は薄くって、教室を2周もすれば擦り切れて、肘のそこここに血が滲んだ。 幸い3周目で2号教官が大笑いして、それで『ダックス・ウォーク』は有耶無耶になった。

 次は『カーペット・ウォーク』という、冗長な歩き方を躾けられた。 それまで普通に前へ前へもっていった手の動きを変更し、顔のすぐ前で床につく手をクロスさせる。 右手は顔の正面やや左につき、左手は右手の下から引き抜いて、顔の正面やや右につく。 一つ一つの動作が大仰になり、腕を動かすたびに乳房が腕に引っ張られる。 さらに上半身のバランスもとらねばならず、自然と乳房がリズミカルにたゆむことになる。
 足の運びもまた細かく規定されていた。 右足を前に運ぶときは、一度太股をめいいっぱい外側に運び、陰唇が開いて股間の持ち物が露わになるまでもちあげる。 その上で膝が右手に触れるくらいに大きく足を回してから、ようやく床につけることが許される。 左の足も同様で、今度は左側に股間を曝けだしてから、大きく一歩踏み込める。 足を動かすたびにバランスが崩れるので、転びそうになる体勢をお尻で保たなくてはならず、常にプルプルお尻がふるえる恰好。 けれど教官からは『みっともなくオケツを振るな』だとか『汚いチツマンコを見せるんじゃない』だとか、罵声がとんでくる。 私たちは只々這いつくばり、淫らで情けないチツマンコを晒す無礼を謝罪し、それでも懸命に足を運ぶ。 そうしたところで『上品に歩けというのが分からないのかい』『とことん無様で辛抱がないメス犬ばかり』と嘲笑され、益体なく鞭が飛んできてお尻に弾けるのだが、それでも必死で教室中を練り進む。 

 誰一人好きでお尻を振っているわけじゃない。 それでも、上半身を交差させながら這いつくばれば、どうしたって下半身は連動する。 まるでレッドカーペットを進むモデルのように、どうしても進むたびに腰がくねる。 自分のすぐ前では28番の腰が、いかにも膣を強調するようにくねっていて、足を運ぶたびにお尻の肉から肛門が覗く。 その様子は生々しくて、自分の下半身もこんな風に動いていると思うと、私は頭がくらくらした。 

 何十週もぐるぐる回らされ、少しでも掲げる足の高さが低いと鞭で指導され、正しい姿勢と動きを躾けられる。 速すぎると先がつかえ、遅すぎると後ろが困る。 クラスメイト全員で教室をグルグルまわっているのだから、スピードもテンポも合わせなければ、教官からすかさず鞭が飛ぶ。 とにかく鼻先で濡れた膣を開閉させるクラスメイトの動きをみて、自分の動作を合わせなければなないわけで、私は必死に情けない四つん這いを繰り返した。



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