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女子校生 SIN 磯崎恵利子
【レイプ 官能小説】

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蹂躙の虜-1


 拘束を解いてなお小刻みに震える身体には、俺の説いた言葉が猛毒のように深く確実に浸透していくのである。
目に見えぬそれは、少女にとって逃れる術の無い呪縛と言えた。

《真実など問題ではない!!!》
問題なのは、それを目にした第三者がどう思うかなのである。 
男の陰茎を頬を窄めながら、髪を揺らす少女。
それも到底恋愛関係にないであろう、父親のように歳の離れた男の物。

世間の好奇の目に曝される。
それは少女【こども】にでも解る理屈と言えた。

 たよりなく儚げな後姿、小さな肩を震わせる少女。

盗撮された口淫動画と言う絶対的主導権をもってなお、俺の心のどこかには今も憧憬にも似た想いがくすぶっていた。
拘束したままの膣内【えりこ】へ精液【おもい】を放っても、それはなんら意味を成さない儀式【レイプ】と思えた。


『あのまま力づくで続け、きみの膣【なか】へ射精【だ】しても良かったんだ。でも、俺はそうしなかった。解るだろ恵利子、きみは賢い娘だ? どの道逃れる術などない。ならばきみにとって、より良い選択をすべきではないだろうか? つまりそれは…… 』

たどたどしい手つき、羞恥と恐れから何度も失敗を繰り返す。
それでも少女は自らの手で、おごり高ぶる陰茎へと避妊具をはめる。
たとえそれが狡猾に謀られ、脅し賺しを繰り返し強いられた上での行為であろうと、俺の望む至上の希と悦びと言えた。

少女【おんな】が陰茎【おとこ】へと避妊具をはめている姿。
それは自らが求める行為【セックス】への意思表示。
その姿を目にした者は、そう思うに違いないのである。

『どうか、恵利子【きみ】への好意【おもい】を遂げさせて欲しい。このまま一度だけ、一度だけでいい。そうさせてくれれば、その後必ず解放する。そして盗撮物も返す事を約束する。そうすれば、そう出来れば、今日まで起きた事全ては、きみが口を噤んでいる限り…… 』
背後から抱すくめ、身勝手かつ一方的な要求を耳元で念ずる。

穏やかな口調とは対照的に、背中に押し当てる陰茎からは、ジリジリと焼き付くような熱が発せられる。

まるで壊れたカセットテープのように、俺は同じ言葉【セリフ】を繰り返す事になる。
それは気の遠くなるような繰り返し、決して開けられる事の無いドアをノックし続けるような、不毛とも思える連続。


 到底受容れられる事の無い応えは、唐突に泡沫の夢のように現れる。

瞬間、黒髪が解らぬ程小さく縦方向に揺れたと想えると、抱すくめる身体から脆弱なる抗いが消え失せて行く。
清廉さ薫らせる少女は、白いシーツへと崩れ落ちるようにその身を横たえることになる。
異常な状況、異常な精神状態の中、その精神力が途絶えた瞬間。
それは魂の抜け落ちた表情、光りが失われた瞳にあって知る事が出来る。

《はたして俺が抱こうとしているのは、魂の抜け落ちた人形なのだろうか?》
《これから成す行為は、ただ膣へと体液を放つだけの作業なのだろうか?》
《俺は稀有な少女を、ただ木偶人形へと堕としただけなのだろうか?》
抗い難い欲望、高揚感とは相反する想いが、浮かんでは消えて行く。
それは並行世界【パラレル・ワールド】にあるもうひとりの己から、語りかけられているかのような非現実的感覚であった。

 …… …… …… それでも……


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