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軽井沢の女
【SM 官能小説】

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軽井沢の女-3

「とうだい、痛くないかい?」
「すごく…感じます。ーか月間待ち遠しかった…」
鈴は体をガクガクと震わせながら艶を帯びた声で答えた。
(可愛い事言ってくれるな。)
村田は微笑みながら手早く縄をかけていった。
股間のふたつの穴を塞がないように太ももの付け根にもしっかり縄をかけ、乳房から下には縦に三つの結び目を造り、きれいに菱縄をかける。体を動かしても緩まないように、均等に締め付ける力がかかるようになるまでには、村田は相当苦労したものだ。
足首と太ももの付け根も左右とも縛り合わせ、更に等間隔に見た目にも美しく縄をかけていく。これで長い足は二本共きれいに折りたたまれて固縛された。
こうして30分余りをかけて鈴に縛りを施した。
鈴の体をゆっくりと抱き上げ、テーブルの上にそっと横たえると、苦痛とも快感ともとれる表情でゆっくりと悶えた。
鈴がその縛られた美しい裸体を動かす度に縄のきしむ音と甘く切ない声が室内に響き、うっすらと汗をかいた白い肌は美しく光る。
股間の小さなふたつの菱形の縄の間から、大陰唇と肛門がそれぞれ絞り出されて中から湧き出る粘液でヌラヌラと光り、鈴が動いて足を広げる度に村田の目に入った。
「お願い、ください…。」
耐えきれない、という表情で鈴が哀願する。
いつも最初の責めはろうそくと決まっている。
村田は赤いろうそくに火を点けると、ゆっくりと鈴の体にかざした。
「ウッ。」という声と共に鈴は不自由な体をのけぞらした。白い形のよい乳房がまず赤く染まりだす。それからゆっくり丁寧にまんべんなく白い体を染めていく。熱蝋を受けて体をくねらせる鈴は、本当に美しく官能的だった。
あお向けになり精一杯弓なりにのけぞって胸を突き出す。高校、大学と新体操をしていた鈴の体は柔らかく、細く長い肢体を惜しげもなく晒し、脚を左右に思い切り開脚し、頭をテーブル面につけてブリッジのような美しい姿で全身に赤いろうそくを受け止めた。無理な体勢を取らせる程に並の女では絶対に無いであろう輝きを放つ。二つの突出した腰骨とそれに続くちぎれそうな程に細いウエストは究極の女体美といってよかった。
菱形の縄目から突き出されたふっくらとした可憐な割れ目にろうそくをかざすかざすと、そこっ、いいっ!と切ない声を漏らす。
体の表面に均等に赤い斑点がつくと、村田に促されて体勢を変えはじめた。
ハァハァと熱い息を吐きながら、不自由な体を必死で動かして反転させるその間に、脇腹や太ももなどにうっすらと筋肉の筋が浮かび上がり、痩せ型の女に特有なやや角張った曲線が出来る。汗ばんだ右頬をテーブル面に押し付け、尻を高く持ち上げると、痛々しいほどにあばら骨が浮き出、直画にまで開かせた両足の膝と右頬、この三点で体を支え、更に尻を高く突き出させる。
背中に組まれている手から始まり、肩や背中、脇腹、そして鈴が一番悦ぶ尻へと蝋滴が近づくにつれ、悩ましいよがリ声はボルテージを上げていった。
「真ん中に…、お尻の穴にちょうだい、お願い!」
意識してかどうかは判らないが、菱形の縄目か1センチほどもとびだしたピンク色の可愛い肛門がヒクヒクと開いたり閉じたりした。
「慌てないで。ゆっくり感じるんだ。」
村田はそうやさしくたしめながら、小さく形のよい真っ白な尻にポツポツと赤い斑点をつけていった。もう辛抱たまらぬ、といったように肛門のふちから粘液がつうーっと糸を引いて落ちる。
「お願い、一番感じる所に早く!」
叫ぶように哀願する鈴に、もう限界かなと、感じた村田は一滴ぽとりと、綺麗に突き出した肛門に落とした。噴火口を開けた火山のようにつき出していた肛門はキュッとー瞬にしてすぼまり、まるで野菊のように可憐に姿を変えて菱縄の中に隠れてしまったが、すぐにムクムクとまた縄目からせり出し、キラキラと光る粘液をまといながらヒクヒクと生き物のようにヒクつかせ、次のー滴を催促する。
鈴はほんのー瞬頬をテーブルから離して悲鳴をあげながらのけぞろうとしたが、すぐに元の姿勢に戻りもっともっとと左右の足をずり動かしながらさらに尻を村田の顔先に近づけた。
その小さな噴火口の奥の暗闇に向かってろうそくの淵に溜まった熱蝋を一気に流しこむと、体を左右にくねらせながら激しく反応する。尚も穴の中へ蝋を流しこみ続けると、中で固まった蝋が直腸を塞ぎ、溢れ出た蝋は熔岩のように吹き出し、大陰唇を覆い隠しながら太ももを伝い落ちていく。
鈴の耐えるような苦痛の表情がたまらなく魅力的だった。


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