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調教学園物語
【調教 官能小説】

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〜 木曜日・具淫 〜-2

 あとは指示通り、自分で自分を慰める段だ。 私は『1』と書かれた箱の蓋を開けた。

「えっ? こ、これって……?」

 箱の中にはシャープペンシル。 何の変哲もない安物が1本、入っているだけ。 何かの間違いだろうと周囲を見渡すも、みんな私と同じシャープペンシルを眺めている。 

「……っ」

 唇を噛む。 てっきりローターやバイブがあると思っていた。 道具で自慰をするというのは、つまりは幼年学校時代に見聞きした、いわゆるアダルトグッズで絶頂に達することだとばかり想像していた。 
 なるほど、納得、御笑い種だ。 箱の中身はただの文房具ときた。 深読みすると、私たち学園生徒は、文房具ですら正規の用途を外される存在ということだ。 シャープペンシルの使い道は、私たちにとって文字を書くためよりも自分を穢す目的が優先されるという、つまりはそういうメッセージだ。

「考えちゃダメ、考えちゃダメ、考えちゃダメ……」

 呪文のように呟きながら、ペン先をそっとあてがった先。 パックリ口を開いた膣口だ。
 そのままペン先を滑り込ませれば、無機質な冷たさに違和感があるものの、刺激自体は性感に繋がる。 骨盤から腰にかけて広がるPC筋が、ペンに合わせて伸縮する。 挿入された異物が指であろうが文房具であろうが、ジワリ、分泌されてしまう体液が膣に溢れる。

 シュポ、チュポ、シュポ、チュポ。

 指より長い分だけ、自在に膣壁を擦ることができる。 結果として体内を泡立てながら、私はあっさり昂ぶってしまった。

「ぜ、絶頂許可を願いまぁす! シャーペン様ッ、さもしい私を慰めて頂き、インチツの汁を垂らして感謝しまあす!」

 一声高く喚いてから、グニイ、ペンごと指で膣を抉る。 脳が甘い痺れに包まれ、

「っ……くぅっ……!」

 爪先から足の付け根及び骨盤が、意識と関係なく跳ね、或は軋んだ。 私に続いて絶頂を求める嬌声が、同じ教室なのにやけに遠く、そして空々しく聞こえた。


 ……。


 箱の中身は悉く私の想像を裏切ってくれた。 何が『正しい用途』『正しい部位』だ。 元々自慰を目的にしていない道具をバカにしてる。 シャープペンで絶頂するために、用途も部位もあるものか。 真剣に自慰に取りくもうとする私たちCグループ生は、二重の意味で愚弄され、どこまでも貶められている。 

 2つめの箱には『洗濯ばさみ』が入っていた。 左隣の32番は乳首を洗濯ばさみで摘まみ、ひねったり伸ばしたりして、あっさり2分後に絶頂した。 さらに左の31番は、おそらくクリトリスを摘まんだ痛みに悶えながら、それでも立派に首輪を灯した。
 一方で、私はといえば、どんな道具を与えられようが、することは決めている。
 洗濯ばさみを指で挟み、迷わず膣に挿入すれば、甘い余韻に浸っている肉壺に熱気が蘇る。 すかさず膣内をかき回し、チュプチュプとはしたない音色を奏でれば、絶頂なんてすぐそこだ。 単に『絶頂する』だけなら、一番得意な――自慰をスポーツのように考える自分が悔しいけれど――場所を使って、どんな道具でも達してみせる。

 教官の合図で3つめの蓋を取ると『ハサミ』が現れる。 右側では34番がハサミの先端でクリトリスをつつき、その隣では35番がハサミの把手で乳首をつねり、グリグリと乳房に押し込みつつ熱い吐息を漏らしている。 相変わらず膣に入れて掻き回す私からすれば、一々方法を変えて自分を慰めるより、確実な方法をとった方がいいと思う。 まあ、人それぞれに拘りがあるのかもしれないし、そこを否定するつもりはない。 余計なことは気にせず全速力で絶頂して、少しでも体の火照りをとらなくちゃ。 そして次の道具に備えることだけ考えればいいと思う。

 パンと教官が手を叩き、一斉に次の箱を開ける。 またしても文房具だ。 紙を止める『ホッチキス』が箱の隅にすました様子で置いてあった。 私はホッチキスを握りしめ、芯を打つ部分の反対側を膣で咥え、椅子に置いた左足を上下させた。 クチュクチュ、グチュグチュ。 幸い大き目のホッチキスだったので、それなりに奥まで届いてくれた。 太さも十分だったので、腰をくねらせるだけで下半身にジワジワくる。 勢いにまかせ、あっという間に絶頂できた。 
 他の生徒はというと、斜め後ろの26番のようにホッチキスで陰唇を挟もうとしたり、27番のように綴じかけたときに出てくる芯で乳首を刺激したり、つまらない工夫にかまけている。 そんな回りくどい生徒たちは、案の定達するまでに時間がかかったり、或は首輪を光らせられずに時間切れを迎えていた。

 5番目の箱には『木製の人形』が入っていた。 伝統工芸品である『こけし』の胴体に短い手足がついた、お世辞にもスタイルがいいとはいえない、不恰好な人形だ。 辺りを見回せば、人形の頭をお尻で咥えるもの、人形を会陰に挟んでしごくもの、思い思いに耽る自慰。
 かなり太さがあったけれど、私には用途なんて1つしかない。 指三本分はありそうな人形の頭を、えいやっと股座(またぐら)で呑み込んで、ゆっくり出し入れする。 一度呑み込んでしまえばしめたもの、太さがもたらす圧迫感が膣全体に広がってゆく。 あとは膣を締めて木の感触を確かめるうちに、大量の体液を吐き出しながら私は高みに上り詰めていた。 



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