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調教学園物語
【調教 官能小説】

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〜 水曜日・吊蝋 〜-2

 一体いつまで肌に喰い込む縄に耐えなければならないのだろう。 このまま4限が終わるまで放置されるのなら、どうにか耐えれるかもしれない、そう思った矢先だった。 列全員を吊るし終えたB61番が、何やらガチャガチャ入った籠を抱えて、私の真下に戻ってくる。

 籠に入っていたのは色とりどりの『洗濯ばさみ』だった。 普通の洗濯ばさみよりバネが強いタイプで、鉄環に紐が通してあり、すべての洗濯ばさみが一本の紐で繋がっている。 口を利くことが許されていない私は、必死でB61番に祈りを込めた。 肌や皮下脂肪を摘ままれるなら我慢もしよう。 けれど、あの洗濯ばさみの群れを急所に繋ごうものなら、それはあまりにも過酷すぎる――そして学園の過酷さは私たちの想像を超えていた。

 バチン。

「……つぅっ!」

 悲鳴は抑えたつもりだが、嗚咽までは堪え切れない。

 バチン、バチン、バチン、バチン、バチン。

 最初の洗濯ばさみは『乳輪』だった。 ポツポツと生育の兆しが見え始めた赤い真円。 乳輪を彩るように6つの洗濯ばさみが円を描く。

 バチン。

「あっく……っ!」

 最後の洗濯ばさみは予想通りだった。 右乳房が対象になり、乳輪の真ん中で慈悲を乞う突起を容赦なく挟む。 私の乳房は2限の鞭打ちや3限の竹刀でいっとう敏感になっていて、挟まれた瞬間嗚咽とともに、身体中がビクンビクンと痙攣してしまった。 


 洗濯ばさみは右だけでなく、左の乳房にも取りつけられた。 乳房の次は臍(へそ)だ。 臍の周りに6コ洗濯ばさみを飾り、最後の1コは臍の内側の皮を挟んだ。 普段まったく触らない臍の奥は、肌が柔らかく、洗濯ばさみの痕がくっきり残ることになるだろう。 そして股間。 海老ぞりの体勢なのでB61番の動きは確認できなかったが、股間にも洗濯ばさみがあてがわれる。 左右大陰唇に2つ、小陰唇に2つ、蟻の門渡りに1つのはさみ。 残る1つはクリトリスの包皮をめくってパチンと挟む。 最後の1つは、愛液でてかったクリトリスを、遠慮せず強いスプリングで圧しつぶして変形させた。 
 両乳首とクリトリスに噛みつく洗濯ばさみからは、『分銅』が紐でぶら下げられた。 1つ1キロの分銅は洗濯ばさみが強調する3つの突起の根本に結ばれるのだ。 それらは私の身体が微かに揺れるたび、動きに倍加した振動で心と身体を痛めつけた。 
 
 ジーンと痺れる彼方此方の縄目。 敏感な肌を容赦なく苛む洗濯ばさみ。 確かに2種類の痛みはともに、時間が経つほど切実に威力をましていった。 特にクリトリスを挟んでペタンコにする洗濯ばさみが痛烈で、私の下半身はすっかり痺れてしまう。 
 膣口と尿道は傷がつくと完治に時間がかかるからだろう、今日に限って膣や尿道口は洗濯ばさみから解放された。 それでも乳房と股間の皮膚を引っ張る鰐口は、苦悶するには十分過ぎる。

 急所に走る疼痛(とうつう)に堪(こら)えるうちに、同列の生徒にも洗濯ばさみ化粧を施し終えたのだろう、B61番が私の前に戻ってきた。 手には輪ゴムと長めの『竹箸』を携え、脇に脚立を抱えている。 

 B61番は脚立に登ると、私の顔の真ん前で竹箸を割った。 

「ふむぅ……ん」

 何をされるのか戸惑う私の口を広げると、舌をつまんでひっぱりだす。 そのまま割り箸を上下から挟み、パチン、輪ゴムで舌を挟んだ割り箸を束ねるではないか。 

「あひぇ……ふぁう……」

 何重にも輪ゴムを割り箸に重ねたので、舌はまるで万力に掛けられたように痛んだ。 更には箸がひっかかって舌を口腔に納められないため、涎が口許から無様に溢れる。 
 顔への作為は割り箸だけではない。 ゴム紐の先にクリップをかぎ状に変形させたアタッチメントが輝く器具、通称『鼻フック』だ。 首輪にゴム紐の一方を繋げ、つむじの上を通り、フックが私の眼前に届く。 無抵抗の鼻孔にフックをかけると、B61番は手を離した。
 収縮するゴムの勢いに任せ、鼻孔が縦長に変形し、人並みに整っていた鼻筋が見る影もなく潰される。 鼻の孔がもりあがり、鼻自体はぺしゃんこ、鼻の下は伸ばされる。 どんな美形でも一瞬で類人猿以下に貶める屈辱の器具、鼻フック。 美形でも無様にならざるを得ないのだから、さしたる顔立ちではない私は言わずもがなだ。 鼻毛ごとひっかく刺激と屈辱で、まばたきに伴い涙が1筋、頬を伝った。

 吊るされただけ全身が軋む。 肌がピリピリ張りつめる。 洗濯ばさみで急所を虐められ、更には顔まで苛まれる。 一瞬だけ切り取ると、確かに我慢できない苦しみではないけれど、全体でみればこんなに辛い時間はない。 



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