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変容
【教師 官能小説】

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萌芽-6

「うっ…おぇっ!…ぅぶっ!…ぷっ…」

 時間にしてきっかり5分間、男は恵の頭を揺さぶり続けた後、クッションを使って頭部を前屈位に固定し、両膝立ちの姿勢で己が腰を振り始めた。

「しっかり吸え。」

 男の指示が飛ぶ。

 頭を揺さぶられなくなって首の痛みは無くなった。腰を上げてくれたので胸もつらくない。何より、口内に突き入れられるペニスの侵入深度が浅くなったので、呼吸が随分と楽になった。

“これなら口を締めておちんちんを吸う事もできる!”

 終わりを告げた責め苦に心の底から安堵する。

 抜き差しされるペニスのタイミングに合わせて何とか呼吸していたが、もう少し長かったら、きっとまた意識を失っていただろう。
 実際、吐き気を抑えるながら息をするのが精一杯で、途中で吐こうものなら、その吐瀉物であっという間に窒息していたに違いない。

 口の中は、こみ上げてきた胃液だろうか…酸っぱく粘ついており、下顎から胸にかけてはよだれでビチャビチャだが、そんな事より、これで解放までの道が見えてきたような気がして、恵は喜んで陰茎を吸い上げた。
 自然と唇が突き出され、頬は窪み、鼻唇溝は長く伸びるひょっとこの様な顔になる。

“そうだ。やはりお前にはその顔が一番似合う。”

 男以外には見せた事が無いであろうみっともないフェラ顔に満足したのか、男は本格的に抽送を再開した。

 じゅぽっ…じゅぷっ…じゅぷっ…

 それは、恵がチンポを吸っていられるように、速度と深度を調整した動きだった。

 5分…

 男は黙々と恵の口を犯し続ける。

 10分…

 恵のチンポを吸う力が弱くなり始めた。

 15分を過ぎた頃には、さすがに開始当初の吸引力はほとんど無くなりつつあったが、その分、男の抽送はゆっくり深くなって、数秒おきに恵の喉奥を犯すようになっていた。

 そして20分。
 男はついに射精の時を迎えた。

「こっちを向いたまま思い切り吸え。」

 絶頂の寸前にいるというのに、一切興奮を感じさせない声で男は指示した。
 言うとおりに男を見上げると、その手にはいつの間にかカメラが構えられている。

 待望の口内射精…恵は最後の力を振り絞って男の陰茎に吸い付いた。

 唇に陰茎の膨張を感じた次の瞬間、恵の口腔内に二度目とは思えないほどの大量の精液が吐き出された。

「カシャ!」

 ドクドクと脈打つペニスと連動して、シャッターが切られる。
 それは今まで何度となく耳にした音だが、今回ほど恵を安心させる響きはなかった。

 23枚目となるその写真は、男が、恵の全ての歯を抜き、その口を性器に作り替えると決めた証…。

 そんな事とは思いもよらず、自分を『精液処理用の口便器女』にしようとしている男のザーメンを、当たり前のように飲み下す恵の顔には、疲労や安堵の表情だけでなく、はっきりとした達成感がうかがえた。


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