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変容
【教師 官能小説】

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萌芽-5

 恵の苦しさをよそに、男は陰茎をくわえたままの恵の頭を両手でがっちりとホールドしながら前後に動かし、その感触をじっくり味わっている。

 薄々感じてはいたが、恵の喉は顔が小さいからか、前後径が短く、舌根部辺りが狭い。そこに亀頭が入り込む感触はかなりの快感を呼び起こす。

“…悪くない。こいつの穴の中では一番使えるな。”

 通常のフェラでは到達しない部分の特性なので、誰にも知られる事が無かったのだろうが、様々な女の穴という穴を味わってきた男をして感心させるほど、その感触は極上のもの…そう、恵の喉はまごう事なき『名器』だった。


 思わぬ発見に男は恵の調教計画の一部変更を決めた。
 恵にとってはより厳しいものに。


 男は恵の顔を己の股間に密着させた。
 恵のそう高くも無い鼻が陰毛に埋まり潰れ、ペニスの先が口蓋垂すら超えて咽頭後壁に突き当たる。

「う゛ぉえっ!!」

 当然、嘔吐反射により瞬間的に腹壁が緊張し胃液がこみ上げるが、その胃液に含まれるムチンがローションの役割をはたして、更に口内の滑りがスムーズになる。
 本来、ムチンは強酸である胃酸から胃の内壁を守るために出される粘液状の物質だが、男は喉奥を突き、意図的に嘔吐させる事で、それを愛液代わりにして恵の口腔を犯していた。
 
“これだけ深く突いても、なんとか息はできている。この短期間で随分と成長したもんだ。”

 男は元々、恵をフェラのスペシャリストに育て上げるつもりだった。

 フルート専科の人妻音楽教師、
 高水準のモラルと知性、
 童顔で八重歯とそばかす、二重の大きな目、
 背は低くスレンダーだが、貧乳で尻は薄い。

 身体のパーツは貧弱だが、顔と頭は一級品のこの女には、残りの人生全てをみっともない顔でザーメンと小便を飲む事に捧げる『口マンコ女』こそがふさわしい。
 そしてそのために、誘拐当初から中出し妊娠のリスクを意識させ、カウント稼ぎにフェラチオを選択するように誘導し、口技を仕込んできた。
 勿論、今後もその方向性は変わらないが、より完成度を上げる為には工程の追加が必要だ。

 男は当初、恵の特徴の一つである八重歯を残す方向で肉体改造を施すつもりだったが、これほど喉が使えると分かったからには、より高みを目指した計画に変更する算段を練っていた。


 全抜歯と舌のスプリットタン化。
 そして…気管切開。


 恵の人生や命や尊厳にゴミ屑ほどの価値しか見いださない、悪魔の計画とも言うべきその企みが実行されれば、恵は究極とも言うべきフェラドールとして生まれ変わるだろう。

“まあ、かなり後の段階だが、最終的には、唇と歯茎と喉奥による『三段締め』と、舌による『数の子天井』ならぬ、『数の子床』を使えるようにしてやるよ。”

“ふふっ…どれほど喉奥にチンポを突っ込んでも息ができる、イラマチオ専用機。どんな男も5分と保たない口マンコだ。さぞや高値で売れるだろうさ。”


 元の生活に戻る為に、文字通り死ぬ気でイラマチオに耐える恵の口腔を犯し続ける男は、親子や夫婦の絆、思い、信頼、夢に向かっての汗や努力、費やした時間、労力、生命や人としての尊厳がどれほど重く尊いものかを重々承知している。
 しかし、だからこそ…それらが尊いものであればあるほど、そしてその価値を認めるからこそ…それらを踏みにじる時に至上の喜びを感じるのだ。

 正しい倫理観と常識、強固な理性と高い知性を併せ持った上でなお、それらを遙かに凌駕する残虐性とサディスティックな嗜好を持つ、モンスターとも言うべき真性の異常者…それこそが女教師の口を犯す男の正体であった。


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