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琴美のフェティシズム
【学園物 官能小説】

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見抜かれて-3

内科医は、私の頭の後ろへと回り込み、私の胸を持ち上げるようにした。

限界まで持ちあがった私の胸から手を離すと、私の胸は一気に下へと落ちて胸全体が揺らされるようになる。

「(さすがにまずいって…気持ち良すぎて声が出ちゃいそう…。)」

それは1回だけでなく、何度もやられ、限界が訪れる。

「んっ…。」

私はとうとう声を漏らしてしまった。最悪だ、たかがマッサージで感じてしまう、淫乱な女子高生という風に思われる。

早くこの時間が過ぎればいいという思いと、もっと気持ち良くして欲しいという二つの感情、私の中の天使と悪魔がせめぎ合う。

「どうしたの?痛かった?」

内科医はどうやら私が胸を揺らされて痛いと勘違いをしたようだった。不幸中の幸いだ。

「いや、大丈夫です。」

そうじゃない。私はもう時間がないんで、帰りますとか、今日はありがとうございましたとか、そういう事を言うべきなのに。

もう、私の胸はこの美しい女性にマッサージを施されることを望んでいるのか。

それでも断らなければいけない。この人の前でイッてしまったら、私の高校生活も色んな意味で終わってしまうような気がした。

そして、また別のマッサージが始まる。

私の両胸を横から抑えて、持ち上げるようにし始めた。

「あんっ…」

声を抑えなければと、頭で考える前に喘いでしまっていた。ここまで来るともう歯止めが利かない。

「もしかして君って…敏感なの?」

さすがに気付かれた。胸が敏感だという事を知られたくなくて、

「何を言ってるんですか!?変なこと言わないでください。」

と反論しても、

「ま、そういう人も多分少なくはないから、恥ずかしがらなくてもいいよ。ここには君と私だけだし、上の合奏部の演奏で、君の声はきっと外に漏れないよ。」

と軽く流されてしまった。

「(いや、そうじゃないでしょ…。)」

私を他の人と一緒にしないで。他の人はおっぱい触られて気持ち良くなって声出しちゃうだけかもしれないけど…。

「あっ…あんっ…」

私はイッちゃうんだからね!?

内科医の空気の読めなさに憤りを感じずにはいられなかった。しかし、同時に「恥ずかしがらなくてもいいよ」「君と私だけ」「君の声は他の人には聞こえない」なんてことを言われてしまったせいで、もう声を抑えることを完全にやめてしまった。

横から私の胸全体を揺らされて、本当にもうイッてしまうんじゃないかと思うくらいのところまできたと思うと、今度は胸を広げるような感じで胸を押すマッサージへと変わった。

イカされずに助かったという気持ち半分と、イケなかったことで不満に感じる気持ちの半分が渦巻いていた。

「君のおっぱい、はちみつまみれになってて、甘くておいしそうだね。」

私が気持ち良すぎて、もうすぐイキそうになっているのに、このイケメンのヤブ医者は私の胸を見て楽しそうに話しかけてくるところが憎たらしい。

「セクハラで…あんっ…訴えますよ!?」

私が噛みついても、「おおっ、私女性なのにセクハラで懲戒処分されちゃうかもしれないのか。気を付けないと。」

そう言って流される。

油断していると、次の瞬間、私の乳首を潰すように手のひらを使って、激しく胸を揺すってくる。

胸全体がじわりと、疼いてきて、本当にもうすぐイッてしまうんだと思うと怖くなってきてしまった。

「いやっ…先生ぇ…もうやめて…」

内科医が今どんな表情で私の胸を触っているか見ると、それまでのいやらしい薄笑いは消えていて、真剣な表情をしていた。

そんな内科医の表情に不意を喰らって私はドキドキしてしまった。この人にイカせてほしいとも、そんなことを思った。

「あんっ!本当にダメ…先生もうやめてっ!」

私の心からのお願いが届いたのか、内科医の手は一瞬止まった。

しかし、胸全体を触っていた内科医の指は、私の乳首へと集中した。

私の乳首は2本の指で摘ままれたり、引っ張られたり。

このタイミングで乳首を触られると思っていなかった。もう何も考えられない。

初対面の人の前でイッてしまうとか、そんな羞恥心は私の中に残っていなかった。

乳首を抑えられたまま、胸全体を揺らされるようなマッサージ。

「ダメッ…イッちゃう!!」

とどめを刺されたような気分。頭が真っ白になって、体中に電気が走ったよう感覚で痙攣して、私は絶頂に達してしまった。

痙攣した私の体で、ベッドが軋む音が部屋に響く。

初めて会った、この綺麗な内科医にイキ顔を見られながら。


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