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調教学園物語
【調教 官能小説】

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〜 水曜日・鞭打 〜-1

〜 22番の水曜日 ・ 鞭打 〜



 絶頂許可を乞い、広げた足をピクピクさせて達し、首輪が明滅する。 そして、私たちに余韻を楽しむ時間は一切与えられはしない。 すぐに椅子に座り直し、はしたなく口を開いて舌を垂らす私達。 股をわって胸を張り、乳首、会陰、隠す価値すら認めて貰えない裸体を教壇に晒す。
 まだ首輪が光らない生徒は必死である。 制限時間内に達しようとして、股間をかきむしる指使いは激しさを増し、しゃにむにクリトリスを捏ねまわす。 自分が恥ずかしい行為に耽る様を存分に露わにして、羞恥心を捨てて自慰に励むうちに、教官に対する服従心は肥大してゆく。 とにかく教官の指示に従わなくては、指導と補習が待つのみだ。 先日は期間内に絶頂できなかった数人も、今回はきっちり首輪を点灯させることができた。

「さて、今日は一日かけて、お前たちに『耐える』ことを教えてあげましょう。 与えられた指導をしっかり受け止め感謝の気持ちを心から持つためには、まず耐えることが肝心です」

 語る教官の言葉の端々から、きな臭い香りが漂っている。

「我慢できることに耐えても意味がないわけで、どんなことでも、例え我慢できないことであっても、しっかり耐えることからはじめなければなりません。 特に痛み。 お前たちのように、股間を弄ることしか能がない低能は、言葉でなく痛みで学ぶ機会がふんだんにあります。 まず痛みに耐えることが、学ぶ姿勢の最初の一歩です。 今日を通じて学園全般に通じる姿勢を涵養させてあげますから、気持ちを引き締めて臨みなさい。 分かりましたね」

「「ハイ! インチツの奥で理解します!」」

 パブロフの犬であるかのように、問われれば即座に『ハイ』と答えてしまう私たち。

「よろしい。 では委員長、手本です。 机の上に登って、第1姿勢から上半身を倒し、それぞれ足首を掴んで顔は前にあげます。 肛門はなるべく上を向くように、尻をしっかりもちあげること。 はいどうぞ」

「ハイッ! 臭くてポッカリ空いたケツマンコを晒す無礼をお許しください!」

 指示通りの姿勢は馬跳びの『馬』から顔を持ち上げたもので、中々苦しいものだった。 しかし出来る限り背中を反らし、どうにかお尻の穴を水平までもってゆく。 これ以上に上に向けるのは厳しい。 懸命に顎をもたげ、見下ろす教官と目を合わせることはできた。 

「では、他も全員同じ姿勢をとりなさい。 どうぞ」

「「ハイ! インチツの奥で理解します!」」

 たちまち35の菊蕾が机上に咲く。 半数は下半身をシャンと伸ばし、見事な柔軟性を顕わしている。 一方残りの半数は、膝を曲げながらも、どうにかこうにか指示に従うべく足掻いている。 私はどちらかといえば後者で、決して柔軟なわけでもない身体をもてあましながら、お尻の中心で窄まった肛門をヒクヒクさせるのが精一杯だ。

「最初はこれよ」

 ビュッ。

 教壇で教官が右手を振りかぶれば、先が9つに分かれたゴム製の器具が空を切り裂く。 鞭で上下に分かれた空気がつくる渦がぶつかり、可聴域ギリギリの旋律を奏でる。
 エナメルでコーティングされた皮紐で、先端がほどけて幾条にも分かれた、通称『バラ鞭』。 その中でも先割れの数から『九尾の鞭』と称する鞭で、空気を裂く際に始まり皮で弾けるところまで類稀な音色で一貫していた。 幼年学校時代に図書室で見かけた『中世の拷問史』に詳しい解説が載っていたのを覚えている。 とはいえ、まさか将来私の身に降りかかってくるとは、当時は思ってもみなかった。

「私一人で躾けてあげてもいいのだけれど。 そこまで時間がたっぷりあるわけでもないし、特別にお手伝いに来てもらいました」

 机上で腰を捩(よじ)って鞭に備える私達を他所に、2号教官は教室のドアへ近寄る。 特別なお手伝い――いぶかる私たちの視線の先で、ドアの磨りガラス越しに人影が動いた。 

 ガラリ。

「お入りなさい」

「「失礼します!」」

 ドアの向こうには紺のプリーツに紺のリボン、極端に裾が短いスカートと、ギリギリ胸元に届くカッターシャツ、黒いストッキングをガーターベルトに繋いだ女子達がいた。 あの姿は見覚えがある。 学園内で見かけるのは初めてだが、確かBグループの先輩の制服だ。 違うのはリボンとプリーツだ。 確か先輩たちは赤いリボンをしていた。

 と、その時。

「失礼します!」

「……!」

 5番目に入ってきた女子を見たとき私は驚きで目を丸くした。 童顔で小柄な、和服が似合いそうな短くそろえた黒髪。 そして主張の少ない体型にも関わらず、ツンと顎をあげて胸を張って歩く姿。 私がよく知っている、同室のひな先輩ではないか。

 5人の女子は、腿を水平になるまで上げ、一糸乱れぬ列をつくり、黒板前で一列に並んだ。 合図なしに回れ右をし、ピタリと私たちに向かいあう。 締まった動きは無駄がなく、これ以上ないくらいきびきびしていて、まるで軍隊を彷彿させた。

「紹介しましょう。 お前たちの先輩で、風紀委員のみなさんです。 学園の風紀を取り締まる役目柄もあって、生徒への懲罰権をもっています。 今の未熟でだらしなく、弛んで変態なお前たちは、生きているだけで罰に値するのだから、しっかり面倒を見て貰いなさい。 早い段階で風紀委員のお世話になるのも大切ですよ」


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