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『Twins&Lovers』
【学園物 官能小説】

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『Twins&Lovers』-126

「………」
 宏好が静かに見守る中、佐織は本格的な排泄を始めた。盛り上がった蕾の中心をさらに大きくこじ開けて、真っ黒な物体が顔を出す。
「ん……く……ん、んぅ……」
佐織は苦しそうに何度も息み、その強固で凶暴な塊を外に押し出した。

 ブリッ、ブリブリブリ………

 真っ黒な頭の部分に従うように、ぬるぬるとこげ茶色のウ×コが、信じられないほどの長大さを誇示しながら、しかし、暗闇の中へと虚しく姿を消していく。
「…はぁ……はぁ……」
 生みの苦しみ。佐織の蕾は、その苦渋を表すかのように、盛り上がったままだ。
粘膜の一部が裏返り、そのくすんだ表面からは想像もつかない鮮やかな色合いを、宏好の眼前に晒し続けた。
「………溜まってたんだ……すげえ、くさいよ……」
「あ、や、やめてよ……そんなこと……いわないで……」
 わざと、宏好が顔をしかめて鼻を摘む。しかし本当は、初めて目の当たりにした女の人の、それも、ずっと憧れてやっと心が繋がった愛しい人の脱糞する姿に、見ほれていた。
「俺もうだめだ」
「あっ、宏……!!」
 備えつけの紙で穢れを拭い、全てを清めていた佐織の背中に宏好は覆い被さる。そのまま乱暴に乳房を揉み、すぐに佐織の果肉にも手をのばした。
「ダ、ダメ!!」
「なんだよ……ヌルヌルじゃないか……」
「あっ! ん、んんっ! ……や、やめて……こ、こんなところ……で、ああぁぁ!!」
 ぐちゃぐちゃと蜜にまみれ柔らかくなった果肉を指でかき回す。
「浣腸されて……俺の目の前で、でっかいウ×コして……それなのに感じちまったのか?」
 耳元に息を吹きかける。それだけで、佐織の背中は震えた。
「ああぁっ! ダ、ダメ……こんな、こんな……!」
「なあ、答えてくれよ……」
 果肉をさらに、その中身まで掻きだすように指でめちゃくちゃにする。
「あ、ああぁぁぁぁ!! は、はいぃぃっ!! か、感じたのっ! わ、わたしぃ……お浣腸されて……ひ、宏にウ×コ見られて……それなのに、感じたの! 感じて、しまいましたぁっ!!!」
「変態」
「あ、いやっ! いわないで……いやあっ!!」
「でも、正直だから……ご褒美だ」
 宏好は、既に膨張していた大砲を、果肉の中心に押し付ける。あっ、と息を飲む佐織の様子など慮ることもなく、そのまま腰を突き上げた。
「あ、ああぁぁぁひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ――――――………っっっ!!!!!」
 そのまま宏好は、果肉をすりつぶす様に腰を打ち上げ、涎をたらして悶える佐織を言葉で辱め、佐織の蕾から溢れ出た凶暴な臭気がこもる個室の中で、何度も何度も熱くうねるその胎内へ白い炸裂弾を撃ち続けた。………』





 こんこん……。
「む……ん……?」
 夢を見ていた郷吉は、ノックの音で目を覚ました。
「うぬぅ……」
淫靡な光景は、目覚めと同時に白い靄の中へと去り、豪華な内装でありながら味気のない空間が彼を待っていた。
「久美ちゃんかね?」
 扉の向こうが、沈黙する。郷吉は、首をかしげた。考えてみれば、まだ検温の時間ではない。それに、勇太郎ならば月曜日にきたばかり。いくら、常時の見舞いが可能になったとはいえ、彼には彼の時間もあるだろう。
「どなたかな?」
 とりあえず、訊いてみるよりない。
「弥生です」
「!」
 瞬間、郷吉の背筋が伸びた。
「あ、ああ、どうぞ、どうぞ」
 郷吉は、裏返ったような声で弥生を中へと促した。それをうけて扉が開き、柔和な顔つきで弥生が入ってきた。
「お気に入りの看護婦さんでなくて、残念でしたねぇ」
「あ、いや……面目ない」
「いいえ。……ちょっと意地悪だったかしら」
 くつくつと笑う弥生。その仕草は、ふたりの孫のうち、姉の方に似ている。


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