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それでも上書きしたい体
【学園物 官能小説】

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1話 実験開始-2

「別に嫌じゃないよ、そういう年頃なんでしょ?私分かってるから。」

罵声の一つや二つを浴びせられるとばかり思っていた勇樹からすれば、信じがたい一言だった。

「じゃあ…、いいの?」

晴菜はうん、と頷く。

勇樹は晴菜と再び唇を重ねた。

「大好きだよ、晴菜。」

「私も好きだよ、勇樹。」

お互いで言いあって、言われた傍から乳房を触るのは紳士らしくないと感じていた勇樹は、再び、頭を撫でるところから乳房に触れるところまでの一連の流れを再び行う。

そして今度は、撫でるだけじゃなく指に力を入れて晴菜の胸を揉んだ。

制服の厚い生地の上からでも微かに女性の乳房の柔らかさを初めて体感した瞬間であった。
力を入れて回すように揉んだり、持ち上げるようにしたり、晴菜の豊満な乳房は勇樹の力加減で様々な動きに変化した。

ブレザー、カーディガンのボタンを外し、今度はシャツの上から触ると、生地が薄く、乳房の柔らかさをより実感することができた。

ここで勇樹の頭の中に一つの疑問が生じる。

それは理想と現実の違いという感覚に等しいのだろうか、アダルトビデオの世界では女優が乳房を男たちに揉まれただけでいやらしい喘ぎ声を漏らすことがほとんどだ。

しかし彼のキスと乳房を揉まれている晴菜はやはり、平然と目を閉じたまま勇樹と舌を絡め続けている。

晴菜はどうして喘ぎ声を発してくれないのか、そんな疑問が頭をよぎった。

「ねぇ、直接触ってみてもいい?」

更に過激な行為を行えば、晴菜の喘ぎ声が聞けるのだろうか、そう思った勇樹は、晴菜がどうしたら喘ぎ声を発するのか、彼女の身体で実験をしていくことをその時決めた。


晴菜は勇樹に身体を触られることにほとんど抵抗はなかった。

それは、晴菜の勇樹への深い愛情が故えにというわけでもなく、もちろん晴菜が中学生にして淫乱な女性だったというわけではない。

彼女は乳房を触られるという行為に慣れていた他ならなかったが、それを勇樹は知らなかったのである。

続く…



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