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調教学園物語
【調教 官能小説】

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〜 火曜日・固形 〜-3

 これで排泄準備が整った。 第6姿勢を解き、番号が若い方、即ち排泄側に第2姿勢――蹲踞ように、しゃがんで足をひろげ、爪先で立つ姿勢――を指示する。 それぞれの番号を記したタイルの真上に肛門を移動し、排泄だ。 ただしリングを落としてはいけない。 単なる排泄ではなくトレーニングだ。 しっかり肛門でリングを締め、同時に腸蠕動で大便、俗にいう『ご挨拶』を出すこと。 息むのは自由だし、排泄する便に一定の太さは求めるが、締まりをお座成りにしていいわけがない。 力任せに息むと肛門はリングごと『ご挨拶』を出してしまうので、肛門に僅かに力を入れつつ、『ご挨拶』が自然落下するよう仕向けるのが一般的だ。 直腸まで押し出された便が、適度な健康管理による軟便であれば、柔らかく形を変えながらリングの内側を通過し、ほっそりした長く太い便塊が顔をだす。 リングには便から健康状態を類推させる効果もあった。 そういうわけで、少女たちは、排泄する便に対しても責任をもち全身を集中させねばならない。

 30番はもともと腸の内容物が極端に少なかったため、リングの隙間からちょっぴり『ご挨拶』が零れたところで排泄が終わった。 浣腸の必要もない、立派な自然排便だ。 他の生徒が凝視する中、何度もお尻を上下左右にプルプル揺らし、顔をのぞかせた小さな便をリングを嵌めたまま振り落とすときは、俯いて顔を赤らめていた。 あれは息んでいるのが半分と、あと半分は羞恥心だろう。 親指相当の便塊を3つ放ち、リングで拡張された肛門をみんなに晒したところで、私は30番の顎をもちあげた。 いつまでも恥ずかしがるなんて不遜の極みだ。 学園の生徒として、排泄直後の顔を全員に晒すのはマナーといえる。 耳元で『笑顔をつくりなさい』と囁けば、ビクッと震えてから背筋を伸ばし、頬を引きつらせながらも笑顔になった。 ちゃんと私の言いつけを守るあたり、補習の効果は覿面(てきめん)といえる。

 一方、他の生徒たちだ。 手本に続いて排泄を試みるも、軒並みリングを維持できない。 生徒の食事には便の固さを調節する効果もあるため、しっかり肛門に意識を向ければ、マナーよく排泄できる。 そのはずなのに、ブリブリ、ムリムリと下品極まる音を放ちながら、誰も彼もがおぞましくもこんもりまいた戸愚呂を築くではないか。 しかもリングを落とすという失態に気付かず、30番のように笑顔をつくり、大便と股間を私に見せるものまでいる。 自分では合格のつもりなのだろう。 リングを落としてしまった生徒については、この時間中リングを上の口に嵌めさせ、反省させることにした。 開肛器が開口具になるだけの話だ。 排泄すら満足にできない無様な自分自身を、リングと一緒に存分に味わえばいい。 

 排泄側と鑑賞側が交代し、同じことを繰り返す。 5限(午後の最初の時間)が半ば過ぎた頃、第2姿勢をとった35人の裸体と軟便が、一列に揃って私と向き合っていた。 リングを咥えた生徒が20名と、そうでない15名。 いずれも辛うじて笑顔を保っている。 

 F棟B1F中講義室本来の、饐(す)えた鼻につく空気が充満している中、『ご挨拶』の自己評価を始める。 それぞれが、自分の『ご挨拶』に顔を近づけ、土下座に近い姿勢で感想を述べるわけだが、語学の履修が不十分な上最初なので経験も乏しい。 丁寧な観察に裏打ちされた、卑しい現実を謙虚に受け止める表現が望ましいのだが、満足がいく答えはほとんどなかった。

「大きくて、臭くて、黒いです」
「リングを維持できなくて、太すぎます」
「臭くて、汚い色をしています」

 そんな無味乾燥なコメントの中にも、それなりのものはある。
 
「みっともなく情けない私に相応しい、香ばしくて暖かく、湯気がたったウンコらしいウンコです。 私のお腹の中に詰まっていたと思うと、とても恥ずかしい気持ちがします。 私はウンコ製造機なのに、自分の排泄物をちゃんと見たことがなく、反省しています」

 顔を床に近づけて鼻を啜りながら『ご挨拶』を嗅ぎ、上目遣いに答えた22番。 内容はバカバカしいにしても、ただの修飾ではない真剣さが混じっていた。

 全員のコメントが終わった。 感想を述べた生徒たちは『ご挨拶』を直視する体勢のまま待機していたので、堪えきれず嘔吐したものいる。 まだ作り笑顔を保っている者は、22番を初め5名ほどに減っている。 

 次はいよいよ自分の『ご挨拶』を食す番だ。 一口だけ、ただし思いきり大きく口をあけて、かぶりついて口腔を便で満たすよう指示を下す。 頬張った上で合図があるまで咀嚼を続け、徹底的に口粘膜に便の味をしみこませることは、自分の立場を味わう上で大切な一歩だ。 鎮まりかえる講義室。 いつもは率先して先陣をきる22番も、ボーっと自分の『ご挨拶』を眺めていた。



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