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調教学園物語
【調教 官能小説】

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〜 火曜日・茶道 〜-3

 漱いだところで、肝心のお茶をたてねばならない。 再び第5姿勢にうつり、シリンダーで尿の素を膀胱に注いでもらう。 何人に振舞うかで注尿量は異なるものの、だいたい200〜500mLが相場だ。 膀胱が満ちたところで尿道を締め、腰を上下に揺すり、体内で泡立てることで黄色いお茶ができる。 ほどよく体温でぬくまるまで約5分。 膨らんだ尿意と戦いながら、機械的に腰を押し引きし、頃合いを見計らってお茶という名目の尿を碗に放つことになる。 
 碗の位置は客が自由に決める。 つまり、もたげた尿道のすぐ下において注ぎやすくするもよし。 猫舌ゆえにお茶が注がれる間に冷まされるべく、股間から離れたところに碗を置くもよし。 私は刮目する30番からどんどん碗を遠ざけ、1メートルほど距離をとった。 主は客の要望を汲んだ上で、碗を茶で満たさねばならない。 即ちまんぐり返しの膣口を傾け、一気にいきみ、放物線を描く尿を遠くの碗に命中させろというわけだ。 角度、勢い、量を調節し、零すような不作法をせず客の前に体内の茶を示すことができれば、学園流茶道は合格となる。

 見本となるべき30番も、一度で合格できるわけがない。 尿を入れては放ち、入れては放ちを繰り返す。 液体がうっかり締めた隙間からポタリと垂れる。 温める動きが緩慢だったり、表情に喘ぎがみてとれたり、うっかり呻きを漏らしたりする都度やり直し。 途中まで上手くいっても最後のお茶が碗に届かず、結局もう一度最初から。 失敗するたびに碗の位置を近づてやり、最終的には30センチまで近づけたところで、漸くそれなりの作法になった。
 他の面々も言うに及ばず。 私と30番に続いて、それぞれのペアも主客に分かれて取り組み始める。 何人かは一生懸命、何人かは達観した素振りで、また何人かは失敗を咎められる恐怖にひきつりながら茶道を試みるも、及第点には程遠い。 それでも、例えば22番のように、最後の茶を放つ段階以外は一度でキッチリ形にするものもいたし、29番のように1メートルを超えて尿を飛ばす猛者もいた。 35名の生徒達は、自分達が流す、本来は恥じらいをみせるべき放尿に対し、真剣に向き合う姿を見せた。 その姿勢は、授業の収穫として納得できるものだった。 私だって、最初から生徒達全員がそつなく尿を扱えるなどと思ってはいない。 


 3時間目は一連の流れを繰り返すうち、あっという間に終わってしまった。 そのまま茶道を継続し、4時間目が終わろうかという段になる。 生徒たちは何十回と膀胱を満たされ、繰り返す放尿に疲れ切っていることだろう。 それまでは股間から遠ざけていた茶碗の上に、全員をしゃがませる。 その上で息ませ、身体に残っていた尿をすべて茶碗にあけさせると、ある生徒はほんの少し、またある生徒は並々と碗を尿で満たした。 次は、何度も磨いた茶杓で、各自の『臍(へそ)』を穿(ほじ)るよう命じる。 こそばゆい素振りでも見せようものなら叱責されることを、生徒達は薄々分かっているのだろう。 みんな頬をピクピク引きつらせながら、懸命にへそのゴマをこそぎとる。 取れた汚濁を茶碗の中に溶かしたところで、ひとまずお茶の完成だ。

 作法通りではないものの、お茶を点てるだけで終わっては芸がない。 出来立ての一服は、自分自身でのんでもらおう。 膝を正座し、茶碗をかかげ、3回半ゆっくり縁を回してから、コク、コク、ゴクリ。 3度目に一息で服み干させる。 もはや当たり前のように肌を晒し、まじめくさって茶碗を啜る少女達。 けれど、彼女たちが勿体ぶって嚥下した液体は、体内で醸成された尿と体外の滓がたまった臍の汚れを混ぜたものである。 飲み乾す間際に躊躇った者は数人いたものの、ほとんどが違和感をみせず、当然のように、嫌悪感を押し殺して茶碗を空にした。


 ……。


 ここで4限終了の鐘が鳴る。 号令の後、生徒達にはC棟の教室に戻るよう指示した。 昨日同様、私の尿を混ぜたスープが彼女たちの昼食だ。 ただし昨日はシンプルなオートミールタイプだったのに対し、今日のスープはこれからずっと続くCコース用ニュートロゲンスープ。 栄養はもちろん、体内の裂傷や腎・肝臓の負担を軽減するべく諸々の漢方が溶けており、健康面は細部まで行き届いた食事。 けれど味や匂いには一切工夫がなく、しいて表現するならドブ川の薫りと廃油の食感のスープだ。 そこに教員の尿が加わるわけで、普通なら完食できるわけがないのだけれど、私は残すことを許さない。 何度吐こうとも、吐瀉物を含め、必ず胃の中に収めさせる。 
 
 どんなに味覚が拒絶しようが、食物は食物だ。 食べることを前提につくられている。 この程度が完食できないようでは、午後のカリキュラムなど到底こなせるわけがない。 そして、午後のカリキュラムで挫折することは、学園でやっていけないことに直結する。 

 重い手つきで紐状の登下校服をまとい、土気色の頬で和室を後にする生徒達。 私としては、彼女たちが今日これまでの実施内容を、イージーだと捉えていることを切に望む。 午前がスカトロジーの液体部門とすれば、午後にくるのは――固体部門。 どちらが安易かといえば、考えるだけ野暮である。 彼女たちの試練は午後、つまりはそういうことなのだから。


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