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調教学園物語
【調教 官能小説】

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〜 火曜日・尿栓 〜-4

 ここまで、成功がないことを含め、予定通りに進んでいる。 というものの、最後まで成功体験なくトレーニングが進めば、苦手意識につながりかねない。 2限の後半では、比較的簡単にクリアできる課題で尿のコントロールを鍛えようと思う。 
 見本はいらない。 シリンダーに改めて『尿の素』を満たさせてから、最も細いチューブをシリンダーに繋げ、ロッドを経ずに、直にそれぞれの尿道口に突き刺させる。 そのまま自分で尿の素を膀胱に送るよう指示すると、歯を喰いしばりながら、懸命にシリンダーを押し込んでいく。 さっきまでは他人に膀胱を膨らまされていたのが、今回は自分のペースで膨らませるため、スムーズにそれぞれの下腹部が膨らんでいった。

 すべて膀胱に収めたところで、机の上に登って腰を前後にふるよう命じる。 ぶりぶり、むちむち、肌色の桃尻が所狭しと揺れたわみ、ぶりぶり、ぷりぷり、張りがある肌が烈しく振動する。 机幅ギリギリまで足をふんばり、第3姿勢で腰をグラインドさせれば、真っ赤に充血した膣の壁が痛々しく艶めいていた。 中途半端な腰ふりは認めない。 メリハリをつけ、激しく、時には上下に連動しながら腰を振らせる。 勢いがない尻の動きには鞭で活をいれ、水気を湛えた尻に赤い筋を刻む。 あるものはひたすら同じ動きを繰り返す。 別のものは股間で円を描くように、下半身を大きくグラインドさせる。 プルプルと痙攣させるものもいるが、これは尿意をこらえるためだろう。 
 当然だが、放尿は認めない。

 期限を事前に知らされることなく、先の見えないゴールに向かって延々尿意に苛まれつつ、無様に腰ふりを継続すること。 それが後半のメニューである。 比較的簡単な、全員に達成可能なトレーニングだ。

 この時間のトレーニングが目的とするのは、尿の『お燗』だ。 学園では、これから様々な液体を貯蔵する容器として、生徒の膀胱を使用する。 時に薬品、時に飲料、時に氷……数え上げればきりがない。 そんな中でも、暖かい飲み物を膀胱に溜め、調節して振舞うことは大切な生徒の役割だ。 であるから、まずはそれなりの量の尿をためて温める経験が必要になる。 尻振りでも何でもいいが、運動して汗をかくことで、尿が膀胱内で撹拌されてコクが加わる。 体温上昇に伴って素早く温もる効果も含め、腰の動きは大切な『お燗』の要素といえる。

 最低10分。 膨らんだ膀胱の膨満感と、排泄の生理欲求に耐えること。 
 クラスの生徒は1名を除き、私の要求に応えることができた。 顔面蒼白になりながら只管(ひたすら)尻を震わせ続け、私が『放尿してよし』といった直後、クラス全体から滝のように迸った黄色い液体は、一種異様な壮観だった。 

 たった一人、9分経過した時点で堪え切れずに漏らしてしまった29番。 『申し訳ありません、お許しください』と泣きながら漏尿した彼女には、いずれ相応しい罰を与えるとしよう。

 尿の薫りは窓を開けて換気する。 机と床にできた黄色い水溜りは、掃除試薬で固形に戻し、ひとまず全員で清掃させる。 ムッとたちこめた動物臭さが一段落したとき、

 キーン、コーン、カーン、コーン。

 2時間目の終わりをつけるチャイムが、何事もなかったように教室に響いた。


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