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調教学園物語
【調教 官能小説】

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〜 火曜日・尿栓 〜-1

〜 火曜日 ・ 尿栓(尿道プジー) 〜




 自由な発言を許した当初こそ『ごめんなさい』『変な感じです』『痛いです』と無難な発言に終始した30番も、質問回数が増え、尿道のトレーニングが進むにつれ、それなりに返答するようになっていった。

 例えば注尿だ。 尿道にささったロッドにゴムチューブを繋ぎ、尿素と黄色着色料を添加した生理食塩水(通称『尿の素』)が詰まったシリンダーで、膀胱に液体を詰め直す。 排泄専門の部位に下から液体が溜まる感触は、痛みは左程でもない一方、言葉にしづらい悪寒がある。

 感想を問われた30番は『むずむずします』『熱いです』『気持ち悪いです』と素直すぎる表明のあとで『でも、頑張ります。 もっともっと入れてください』と言い切った。 一度で500mLの冷たい液体を膀胱に収めるという、初心者には高すぎるハードルに最後まで耐えてみせた。 ロッドの管から取り外され、空っぽになったシリンダーを見た生徒たちは、一様に息を呑んで目をみはった。

 破裂しそうに膨らんだ膀胱に内側から圧迫されて、恥丘が一層こんもりとなっている。 けれど、シリンダーを抜いただけでは排尿には至らない。 ロッドは所謂『尿道プジー』であり、尿を止める栓の役目をも果たしている。 ゆえに排泄を完全にコントロールしており、根本のクリップを外さない限り、排泄を許さない仕組みになっていた。

 私は腰を浮かせる30番に、尿をだす際も注文をつけた。 途中で合図をするから、そこで尿を止めるように告げたのだ。 エボナイト製のロッドであるが、強く締め付ければ管が止まり、尿を止める機能がある。 もちろん普通に放尿するのを止めるより、はるかに強く尿道口を締め付けなければならない。 尿道プジーを入れたまま一時停止しようと思えば、身悶えしながら股間を搾って、ようやく尿を止められる。 それだけの尿道圧迫を、あたかもたいした事でもなさげに、『いいから、そうしなさい』と命じてみた。

 排尿が床に飛び散らないよう、30番のペアになる29番を前によび、盥(たらい)を股間にあてがわせた。 ここで飛び散った生理食塩水からなる尿は、やがて盥からシリンダーに移されて、再度排泄を終えたばかりの膀胱に戻されることもある。

 ロッドのクリップを外すなり、『あっ、あっ、でる、でます、おしっこだします!』という喘ぎと悲鳴をBGMに、ドギツイ黄色の液体が勢いよく放物線を描いた。 すかさず『それまで!』と合図をだすも、全く勢いが弱まる気配がない。 『止まりません』『我慢できないです』『あぁ〜〜』と情けなく尿を垂れ流し、30番の排泄物で盥が満ちた。 
 予想通りだ。 一度でコントロールできるなら苦労はない。 最初から用心して小出しに尿を調節し、その上で太腿から股関節まで、死ぬ気で締めてはじめて尿の自力調節は可能となる。

 『言付け(いいつけ)に背きましたね。 これで終わりにする?』と水を向けると、僅かに逡巡したものの、30番は『も、もう一度チャンスを下さい』と言った。 明らかに私の意を忖度(そんたく)している。

 『いいでしょう。 もう一度だけですよ』『あっ、ありがとうございます! 頑張ります!』
 29番が掲げた盥から、中の液体をシリンダーに戻すと、もう一度ゴムチューブを通じてロッドに送る。 感覚を尋ねると『入るところも、身体の中もすごく痛いです。 でもさっきより温いから、どうにか我慢できそうです』とのこと。 中々頼もしい返事ではある。



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