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恋のMEMORY
【少年/少女 恋愛小説】

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変化-7

「ただいまー。」

相変わらず、ガラッとした居間。

「お爺ちゃんの為に料理や買い出しをしてたらそんな気持ち何処かになくなりました。」

不意に彼女の言葉を思い出す。

彼女は一歩先に行っているのか、それとも俺が子供なだけなのか…。確かに少しは気持ちが軽くなったろうけど。

曇った表情が消えないでいる。

「………。」

ふと、時計に目をやる。太い針が9を指している。そして少しして俺は急に顔が一気に
青ざめる。

9時?、父はいつも6時には帰るのに。遅くても7時か8時くらいなのに…。

本来ならちょっと遅く帰るくらいで然程心配する事ではないのだが…。前に丁度この時間帯に突然警察がやって来てボロボロになった父を連れて来て。どうやら寄った勢いで若者数名と激しく喧嘩をしたそうで。後一歩たまたまパトロール中の警察が通らなかったら
死んでいたと言っていて。

まさか…。

全身青ざめて来て、腕も激しく震えて来た。

嫌だ

嫌だ嫌だぁ!

止めてくれぇっ!!



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