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偽装マンション
【その他 官能小説】

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偽装マンション-2

「ん…んん…」
 彩香が目を覚ますと、広い部屋にいた。
 周りには若い女が四つん這いで這い回っている。
─つかまっちゃったの?!早く逃げなきゃ─
<ガチャ>
 その時、始めて彩香は拘束されていることに気付いた。しかも服を着ていない。
「お目覚めかい?」
 男が一人入ってきた。あの廊下にいた男に似ている。
 彩香は口を噤んだまま何も言おうとしない。
「ふん、まぁいい。」
 男は彩香の正面にあるソファに座った。
 途端に四つん這いの女達が男に群がり、スルスルと服を脱がしていく。男はあっと言う間に裸になった。
 彩香は男の不気味な一物を見るや否や、顔を思いっきり背けた。
「ご主人様ぁん…」
 女達は口々に甘い声を出す。
「いいぞ。好きにしな」
 男の言葉のあと、耳を塞ぎたくなる様な卑猥な音と女達の吐息が彩香の耳に入ってきた。
「あぁ…ご主人様…お願いします…もう我慢できません…」
 女の一人が男の肉棒に頬を擦りつけて何かを懇願している。
「そうだなぁ…じゃああの女をイカせたらはずしてやろう」
「はぁ…はいぃ…」
「お前たちも行くんだ」
「んふぅ…はぃ」
 そんなやりとりが終わると、3人の女達が彩香に這い寄っていった。
「い、いやぁ!やめてぇ!」
 女達は彩香の敏感な部分に触れたり舌を這わせたりしだした。
「やめてぇ!」
 彩香は必死にもがくものの、ガチャガチャと音が鳴るだけで何もできない。
 一人が乳首を舐め上げると、彩香は過剰なまでの反応を見せた。
─いや…なにこれ…変な感じ…─
 彩香は、口では抵抗を表すものの、内心では快感を得つつあった。
「やめてって!っんん」
 彩香の口からは、喘ぎにも似た息が洩れ始めていた。
「んはぁああ!」
 女の一人に若芽を吸われ、彩香は堪らず不自由な体をのけ反らせる。
 彩香の目は、いつの間にか男の一物を凝視していた。
 それは拳二つ分よりも長く、500円玉より一回りも二回りも太い。気味の悪い青筋の血管が浮き上がり、妖しい黒の光沢を放っている。
 その肉棒を3人の女達が愛しそうに舐めている。だらしなく垂れ下がっている陰嚢にも2人の女が奉仕し、さらには足・腕・胴にも複数の女達が乳房を擦りつけたり、舌を押しつけたり、頬擦りしたりしている。
─なんて…いやらしい…─
 彩香はその光景に身体が熱くなり、気持ちが高ぶるのを感じていた。
「んはぁ!んんっ!」
 もはや羞恥心が吹き飛んだ彩香は、快感を貪る様に身を捩った。
 彩香の腰がカクカクと動き出した。
 女達はその様子を見ると、舌に拍車をかけだす。
 左胸を舐める女は乳首を舌で弾き、右胸の女は乳首を甘噛みの状態で舐め回し、花びらの蕾を舐める女は舌を強く擦りつける。
「あっん!もうだめぇ!だめぇぇえ!!」
 彩香は体中をガクガクと痙攣させ、顎を突き出すようにのけ反った。足の付け根にある亀裂からは潮を吹き出している。
「よくやった」
 男は側の女の一人に何かを渡した。
 女はふらふらと彩香をイかせた3人の女達のところまで来ると、腰の辺りに付いている革製の物にそれを入れてくるりと回した。
 するとカチャリと音がして、3人の女達はその革製の物を次々と脱いでいく。そして…
 下品な排泄音とともに茶色い物体が3人の尻穴から次々と噴出する。
 女達は男が見やすいように、四つん這いで尻を高く上げていた。
 恍惚の余韻に浸っている彩香から、耳をつんざく音がだんだんと遠のいていく。その中で彩香は、男の不気味な笑みを見た気がした。
「気を失ったか」
 男は彩香の様子を見て口元に笑みを浮かべる。だがすぐ目線を足下へ戻した。
「しっかり舐めろ」
 男は右足を舐める女の一人の口に爪先を捩じ込んだ。

 

「ほんとにいいんですか?」
 矢田彩香の母は契約書を覗き込んだ。
「えぇ。入居時に説明したとおりですよ」
 管理人の若い男は笑顔で対応した。
「こんな便利な立地条件で家賃が今までの3分の2になるなんて…」
「それが我がマンションのメリッとでございます。住居人の中に高校生・大学生がいる場合は、お子様にいろいろお金がかかることから、家賃は3分の2にさせていただいております」
「いや〜いい仕事してますねぇ〜!」
「おそれいります。では手続きですが…」
 男は数分の手続きを済ませると、矢田家の元を去った。
 そしてエレベーターに乗り込むと、非常時に押すボタンの隣りにある細長い溝にカードを差し込んだ。こうすることで、エレベーターは4.5階に直通になり、これを抜くと正常に戻る。
 また、エレベーターには監視カメラが設置してあり、ターゲットが一人で乗り込むと、監視ルームで4.5階直通にできるようになっていた。
 男はエレベーターを下りると、正面のドアに入っていった。
 中は沢山の女達が全裸で這い回っていた。
「ご主人様ぁ…もう我慢できません…」
 一人の女が男の足下にすがりつく。
「まだダメだ。散歩が先だよ、彩香」
「はぃ……」
「今夜は政界のお偉いさんが来るからなぁ。それまで我慢するんだぞ」
 男は彩香の首輪に鎖を繋ぐと、他の女達が向ける羨望のまなざしを背に彩香と部屋を出て行った。


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