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さおり、12歳
【ロリ 官能小説】

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エンターティナー G-3

「挿れるよ・・・」
「早く・・・あうっ・・・」
 Gは矢も縦も堪らず、と言った風に数回激しく腰を振ってきたが、すぐにテンポを落とし、さおりの体をそっと撫で回し、キスの雨を降らせながらゆったりとピストンを続ける。
 さおりは夢見心地・・・もうすっかり慣れたとは言え、今でも成人男性の激しいピストンに晒されれば息は上がり、多少なりとも苦痛も伴う、しかしGはあくまで労わりながら徐々に快感を高めてくれる。
「あ・・・あ・・・あああああ・・・・・」
「・・・・」
 穏やかだが深い快感、ゆったりとした余韻・・・コロンの香に包まれながらの恍惚の時間・・・・Gのセックスは素晴らしかった・・・しかし・・・。
 
「痛くはなかった?」
「はい、大丈夫です・・・とても素敵でした、ソフトでゆったりとして、夢見心地に・・・でも・・・」
「何か問題あった?」
「違うんです・・・Gさんご自身のことで・・・」
「僕の?」
「はい・・・Gさんはとても紳士的なフェミニストだと思います、でももっと正直になっても・・・」
「どういうこと?・・・」
「すっと私の体を案じて下さっていたのではないかと・・・」
「僕のポリシーだからね」
「はい・・・とても素敵です、完璧な扱いだと・・・でも、女って、欲されていると思えば少々粗暴な扱いでも嬉しいものなんです・・・もっとご自身の欲求に素直になってもよろしいんじゃないかと思うんです・・・」
「・・・」
「なんだか完璧に振舞おうとなさるばかりにご自分にブレーキをかけ続けていらっしゃるような気がして・・・ごめんなさい、子供が生意気を言ってしまって・・・」
「いや・・・確かにその通りかも知れないな・・・君にのしかかった時は我を忘れてたよ、でもすぐに『これじゃいけない』とか思っちゃうんだ・・・」
「そうやってご自分を厳しく律していらしたからこそ、今でも素晴らしいパフォーマンスを維持してらっしゃるのだとは思います、でも、時には・・・」
「確かにそうだね・・・家にいるときでも自分がGだって意識してるような気がするよ・・・Gは芸名でね、本名は違うんだ、時には本名の自分に戻ることも大切かも知れないね」
「はい・・・今は本名の方で・・・」
「え?」
「だって・・・ほら・・・」
「ははは、今終わったばかりなのにね」
「終わったなんて・・・まだそんなにお元気なのに」
「二回戦、いいかな?」
「はい、もちろん・・・こんなのはいかがですか?」
 さおりは四つ這いになって尻を差し出す・・・バックは男性の征服欲を刺激する体位、しかも自分の頼りなげな背中がその気持ちに油を注ぐ事を知っているのだ。
 そして、Gもそれに素直に反応した。
 まだ肉付が充分でないさおりの尻ですらパンパンと音を立てる激しいピストン、華奢な腰には指が食い込み、さおりが快感に耐え切れずに突っ伏してしまうと腰を持ち上げ気味にして前付のさおりの更に奥を突く・・・。
 
 本能の趣くままにさおりを激しく突き切ったGは、浴室でも最初はやんわりと辞した立位への誘いにも乗り、さおりに三度目の精を注ぎ込んだ。
 
 
 
「ありがとう、すっかり自信が戻ったし、気持ちも楽になったよ」
「いえ、Gさんは力も強くて・・・タイル壁との間に挟まれた時、息が詰まりそうでした」
「ごめんごめん、ダンスは腰が肝心だからね、鍛えているんだ」
「いえ、とても素敵でした、力強くて情熱的で・・・」
 さおりはGにキスを・・・コロンの香もミントの味もだいぶ薄れていた・・・。


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