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磯崎恵利子 16歳の受容 platinum girl
【レイプ 官能小説】

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淫欲の楔 ☆-1

 2006年11月25日

この日藤岡精児は、かつて“恋い焦がれた少女”と意外な形で再会を果たす。

 郊外のアパートの一室。

“釣果”を持ち帰った男は、いつもの様にその内容を確かめるべくモニターを覗き込む。

二時間以上映し出される映像に変化は無く、悪戯に時が過ぎて行くかに思え…… 思えた時、変化が観られる。

薄暗い室内に明かりが灯り、一組の男女が入室したかに思われた。
男にとってそれ自体は当然の事であり、この時点ではさして注目に値する事では無かった。

また録画されている方法から言っても、定点観測的な動画故被写体を正確に捉える事は難しく、その内容の程は大きく“その時の運”に左右されると言っても良かった。

 一度は録画フレーム内に収まったかに思われたカップルではあったが、そこから暫し精児にとって退屈な時間が再び続く事になる。

男は旧式の安価なビデオカメラ数台を使い、自身が雇われるラブホテルを秘密裏に盗撮を繰り返していたのだ。

8ミリと呼ばれる一世代前のビデオカメラを使用し、LPモードと言う長時間録画で盗撮をしたのだ。
この方法の難点は当然の事ながらいつ来るか分からない獲物を捕らえる為に、画質よりも長時間記録出来る事を選ばねばならない点であった。

また電源こそ室内コンセントから取れたが、記録媒体であるテープの長さには制限があり、最長のテープが180分の物で、長時間モードをしても360分の録画時間であった。


 盗撮の切っ掛けは“ある男と美涼と呼ばれる少女”との関係を盗聴にて知り得た事に端を発していた。
自分とさして変わらぬ年齢の男が、麗しいまでに美しい少女の身体を貪り続けていたのだ。

それも金銭を仲買にした援助交際の様な物では無く、少女は男にレイプされその様子を撮影された事で、継続的な肉体関係を強いられていたのである。

そしてその呪縛から解放された直後、少女は街から姿を消す。
まるで精児の邪な思惑を感じ取ったが如く、忽然とその麗しい姿を消したのだ。

以来男はその性癖からも自らが雇われるラブホテルで、利用客の行為を密かに盗撮する事を始めたのだ。
もっともそれは魚を罠に仕掛ける様な単純なもので、必ずしも望む様な“釣果”が得られるとは限らなかった。

また仮に男女の行為が撮れていたにしても、その被写体が望む様な対象である事は稀であるとも言えた。
男はシフト制の勤務を終えると清掃時に回収した“釣果”を持ち帰り観賞を繰り返していた。

それはこの日の深夜も変わらず行われる事となる。
そしてそれはまさしく磯崎恵利子が深夜寝室にて、放課後の“行為”を省みている“時”と同じくしていた。


 男の名は藤岡精児、特定の容姿を持つ少女にのみ興味を示す盗撮魔で、早くから磯崎恵利子の清らかな魅力に引き寄せられ、スカート内の盗撮を繰り返していた盗撮魔。
その欲望は恵利子が中学三年生の時に、盗撮に留まらず猥褻行為をはたらく。

書店からの帰り道恵利子を尾行する精児は、公園トイレに立ち寄った恵利子に襲い掛かるのである。
しかし結果的にそれは、今一歩のところまで恵利子を追い詰めながら、持ち前の猜疑心が故に“大魚を取り逃がす”結果になってしまうのである。
それから数ヶ月の間、精児は磯崎恵利子に対する焼付く様な想いを募らせていた。

しかしその行為は期せずして、精児同様恵利子に想いを巡らす強姦魔千章の計画に、大きく寄与してしまったのである。


 精児は信じ難い光景を目にする事になる。
それは正確には過ぎ去った時間の“記憶”と言えた。

その恵利子が目前で“あの時の男”に、美涼と呼ばれていた少女同様犯されている?
いや、違う、犯されているのではなく“抱かれている”のである。

ベットを中心とした遠目からの固定撮り故、行為の詳細や男女の表情までは窺い知る事は出来ない。
しかし恵利子と“あの男”が交わっている体位からすれば、おのずとそれが一方的に強いられている行為ではない事が容易に理解出来るのである。

後背位から騎乗位へと促されるまま、従順に応じる恵利子のそれは、視ている精児を半狂乱の嫉妬にまで駆り立てさせるに十分であった。

「カシュッ」
微かに虚しい音が室内に響き、録画テープの許容量が終わりの時を告げる。

「えっ、えっりこうぅぅぅ!!! なぜ、何故? なぜなんだ? いったい、この8ヶ月の間に何があったというんだ?」
自問自答を繰り返す精児ではあるが、その陰茎ははち切れん程の膨らみをみせ、先端よりは触れもしないのにカウパー線液が涎の様に滴り始めていた。


「俺のモノ、恵利子は俺のモノ。恵利子のマンコは俺のモノだ! マンコはもちろん、胸も唇も○○○まで全て俺の物になるはず……だったんだ」
精児に悔恨の念が過る。

 数ヶ月前、恵利子が高校受験を目前に控えたあの日。
書店から家路を急ぐ恵利子の後を藤岡精児は尾行していた。

そして好機は訪れるのである。
もしかしたらそれは訪れるべくして訪れた、“運命の好機”であったのかもしれない。

おりからの寒さに下半身を刺激された少女は、迷いながらも通りがかった公園内のトイレを使用する。

 愛らしくも清らかな“性”に魅せられ続けた男は、二年の時を経て千載一遇の好機を掴むのである。

もしもこの時藤岡精児が臆する事無く、恵利子の処女を貫いていれば……
間違いなく、運命は大きな異なりを見せていた。

それは狂おしい程に精児が願ったよう、自らの陰茎に恵利子を傅かせるに至っていたのだ。

「犯る! 殺って犯る! あの男、よくも俺の恵利子を…… 俺の恵利子を取り返さなくてはならない。そして恵利子の穴と言う穴全て、俺のザーメンで満たしてやる」


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