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桃香(tousyan)
【調教 官能小説】

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改造-2

 医師は学会などのために時折泊りがけで出かけ、その度に桃香の体には何がしかの改造が加えられた。
 
 腋と性器に毛が生え始める前にレーザーで毛根を焼かれた、もう毛が生えることはなく一生毛根すらない完全なパイパンが維持される。

 舌の先を小さく三つに割られた、そしてその尖った先端を使う術を教え込まれる。

 内腿に無数の小さな蝶を彫り込まれ、腋にも小さな蝶が彫られた、普段は表に現れない部分に医師の好みの装飾を施されたのだ、皮膚が薄く柔らかい部分、彫物を施される痛みは強かった。

 臍にピアスの孔を空けられ、乳首が隆起し始めると乳首にも孔が、そして当然のようにラヴィアにも。

 きつめの靴が与えられ、それは何年経っても同じサイズ、元々小さかった桃香の足は体が少し成長しても大きくなることはない。

 歯が永久歯に生え変わると前歯を抜歯され、代わりに小ぶりの入れ歯が与えられた。
 前歯を外してフェラチオをさせられれば、三叉になった舌とも相まって医師を快楽に導き、年齢ゆえに勃起力の弱まった医師を奮い立たせる。

 奥歯は食事に必要な最低限度を残して抜かれ、顎の成長を抑えられた、顔そのものを大きくさせず、小さな唇を維持するためだ。
 
 遅い初潮が来れば、避妊具を埋め込まれた。

 ここに幽閉されて以来、黒髪には一度も鋏を入れていない、長い髪は視覚的に楽しむだけでなく、筆の穂先として医師の快楽のために使われる。
 
 身体的な改造の仕上げは膣の収縮手術だった。
 体の成長を抑えられていても、連日のようにペニスやバイブの挿入に晒されていれば少しは膣も広がってしまう、その内部の筋肉を縫合して元通り、いや、元より狭い膣に改造された、その手術に伴って膣内壁には無数の皺が寄せられ、いわゆる『ミミズ千匹』の名器が出来上がる。
 当然のように処女膜の再生も・・・。
 そして術後数週間を経て久しぶりに挿入を受けた時、桃香は初めて挿入を受けた時以上の苦痛を味わい、医師は初めての時以上の快感を得、しばらく禁欲期間を強いられた分を取り戻すべく、痛みにのたうつ桃香を陵辱し続けた。
 
 元々体が大きくなる遺伝子は持ち合わせていない、その上食事制限で成長を抑えられた小さく軽い体は初老の医師でも軽がると扱え、軽量ゆえに長時間の吊りにも耐えられる。
 その上、医師が好む数々の改造を施された桃香は、医師にとって最高の玩具に仕立て上げられた。
 
 
 そして、医師が施したのは身体的な改造だけではない、桃香は文字の代わりに点字を教え込まれた、初めて文字を教わった桃香はそれが点字であれ夢中で学び、知らず知らずのうちに鍼灸師のように鋭敏な指先の感覚を身につけることになる。

 そして医師が与える点字の読み物は旧くから伝わる性典、他に読むものがない桃香はそれを暗記するほど何度も読んでしまう、そして自らもその性典を知り尽くしている医師が意図するところを図らずも理解出来る様になる、そして理解は実践を通じて技巧へと昇華する。

 元より狭く、縮小手術すら受けた膣だが、更に締め付けられるように訓練させられる、医師を満足させられなければ鞭や電気による罰が待っている・・・桃香は男根を咥え込んだら離さない膣圧を備える様にならざるを得ない・・・。
 


 桃香にとって、愛し合う男女が互いを求め、与え合うセックスなど存在しない。
 恒常的な責めによって引き出されたM性と感度で視覚的、聴覚的に男に興奮をもたらし、改造と訓練によって作り上げられた身体をいいように使われて男に快楽をもたらす。
 それが桃香のセックスであり、それだけが桃香の存在理由・・・。
 
 こうして5年間幽閉された桃香は、男を悦ばせる、ただその目的のための極上の性玩具に仕上げられた。
 
 
 しかし、いくら体の成長を抑えられていても15歳ともなると女らしい体つきへの徴候も現れてくる。
 そうなると医師の桃香への興味は急速に失われて行った。
 
 医師にとって未成熟で未完成な少女を完全なる性玩具に作り上げることそのものが興味の対象、全ての身体処置と調教を終えた少女への興味は、自分の考え得る最高の性玩具が完成したその瞬間から強いカーブを描いて失われて行く。
 
 そして、この街には医師が作り上げた性玩具を高く買い上げる娼館も存在する。
 桃香を買い上げた金額、5年間養った経費に見合った金額が用意されるのだ・・・。


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